過去ログ - いろは「わたし、葉山先輩のことが…」葉山「…俺は彼の代わりにはなれない」
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(SSL)
[saga]
2014/08/05(火) 14:40:46.56 ID:VcNAZv+70
何を言っているのか理解できなかった
「…は、へ?」
「君は…君が好きなのは俺じゃない」
意味がわからない。なぜそんなことをいうのか
何を根拠にいっているのか
「いや、え?わたしは葉山先輩のことを…」
葉山は優しい笑みを浮かべている
「いろはの気持ちは素直にうれしいし、いい子だと思ってる。薄々気づいてた。
でも、今はもう違うだろう?君が本当に好きなのは…」
「待って…ください。なに、を」
「…すまない。いらないことを話してしまったな。
好きになってくれてありがとう。でもごめん。」
「いぇ…わたし、すみません」
もうこの場にいることが耐えられず、気がついたら走り出していた
途中驚いた顔をした先輩方を見かけたが構わず走り続けた
残された葉山は、誰に言うでもなく呟いた
「最低だな…らしくない。ただ一言いえば済んだものを……」
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