過去ログ - 白井「わたくしたち、同じ風紀委員の仲間なんですから」
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29: ◆2GvXWu0WPw[saga]
2014/08/08(金) 07:28:57.14 ID:BqCXKRBn0

「お、思い出した……」


白井の足元で固定されていた強盗の一人が、青ざめた顔で思い出した様につぶやいた。

男は道路に毅然として立つ美琴に目を奪われながら、言葉を続ける。


「風紀委員には捕まったら最期……身も心も踏みにじる最悪のテレポーターが居て―――」

「……誰のことですの、ソレ」

「さらにそのテレポーターの身も心も虜にする最強のエレクトロマスターが…!!」


強盗の最後の一人が、佐天に人質の捕獲を邪魔され、白いセダンに乗って走る。

報復を決意したのか、進行方向に美琴をおきながらセダンはスピードをぐんぐん上げていく。

しばらく呆気にとられていた通行人たちが危険を唱える中、白井は安心してその光景を見ることが出来た。

強いて白井が感じる不安を挙げるとすれば、それは強盗が怒りを表した美琴を相手にして、無事でいられるかどうか…それだけだった。

白井は強盗の言葉に誇らしげな笑みを浮かべながら、


「そう。あの方こそが、学園都市230万人の頂点。7人のレベル5の第3位――――『超電磁砲』。御坂美琴お姉さま」


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