過去ログ - 由比ヶ浜「キス……しても、いい?」 八幡「なっ!?」
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307: ◆EJ0MB3jlw2[saga]
2014/08/19(火) 16:51:40.49 ID:D2hKRH+J0

小町がジトぉ〜っとした目で、こちらを睨みつけてくる。
あの、明日暇じゃないっていうのは珍しく本当のことなんですけど……。

八幡「昨日の俺とかーちゃんの会話忘れたのか?」

小町「あ、そっか。たしか明日は入学式用の服を買いに行くんだっけか」

八幡「その通り」

そんな会話をしながら、由比ヶ浜への返信をパパっと済ませてしまう。

小町「お兄ちゃんお兄ちゃん、まさかとは思うけど、『暇じゃない』の一言で返信したんじゃないだろうね?」

八幡「そのまさかだけど何か?」

小町「これだからごみぃちゃんは……」

明日暇かと聞かれて暇じゃないと返しただけであって、俺は何一つとして嘘はついていない。
わざわざ聞かれていない日の予定まで、教えてやる必要もないしな。

小町「このまま二人が疎遠になっちゃったら、小町は嫌だな」

八幡「そうなったらそうなったで、仕方のないことなんじゃないのか?」

小町「それで良いの? もしもこのまま離れ離れになっちゃったら、後悔するんじゃない?」

一瞬、言葉に詰まる。
今までの様々な思い出が蘇る。

だが、あの眩しすぎる毎日はもう戻ってこない。
時間の経過だけは、努力ではどうにもならないのだから。



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