過去ログ - 由比ヶ浜「キス……しても、いい?」 八幡「なっ!?」
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413: ◆EJ0MB3jlw2[saga]
2014/08/23(土) 01:33:54.86 ID:632xIbsv0

八幡「あの時言った通り、俺は由比ヶ浜のことが……だ、大好きだ。それは今でも変わらない」
八幡「でも、踏ん切りが付かないのには色々と理由があってな……」

結衣「ん、全部聞くから、ちゃんと話してほしいな」

八幡「あぁ、分かった……」

夕日が沈み、外套の明かりに照らされながら、長々と話を続けた。

まず、これから先も、由比ヶ浜の期待に応え続けるだけの自信を持てないということ。
自分に自信が持てるまでは、恋人などという安易な言葉で安心していたくはないと、そう思っていたということ。

結衣「思ってた……ってことは、今はそうでもないの?」

あぁ。
それについては、先週平塚先生と話したおかげで、自分の中である程度整理をつけることができた。

平塚先生にも、由比ヶ浜との関係についてこう思っているということを話してみたら、
「何を言っているんだ。どうせいつになっても、そんな自信は持てないのだろう? 永遠にそのままでいるつもりかね?」
とか、
「悩んでいるままで良いんだよ。永久不変の感情なんて有り得はしない。そしてそれは間違いじゃない」
「これから由比ヶ浜と一生を共に過ごすも、別の新しい愛を見つけるも、それは君達の自由だ」
「だから期待に応え続けるとかそんなことを考えていないで、もっと『今』を、1つ1つ大切にすべきだ」
と言われた。

先生、言ってることはほんとカッケーなぁ。
なんで良い相手を見つけられないんだろう?

おっと、話題を戻すとしよう。
そう言われてしまっては、グダグダと悩んでいたのが馬鹿らしくなってしまう。
だからもうやめた。
先のことなんて考えてみても分からない。
だが、今現在の「由比ヶ浜結衣のことが好きだ」という想いには、自信を持つことができる。




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