過去ログ - ダンガンライブ! 希望の学園と絶望のスクールアイドル
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 02:38:42.54 ID:h8tIGj4X0
「オマエラ、まずは希望ヶ峰学園に入学おめでとうございます!」

「入学……ですか? 私たちは音乃木坂学園の生徒なのですが」

「今年から、超高校級だけではなく超スクールアイドル級の生徒も入学させることになったのです! オマエラμ'sはその第一期生として選ばれたんだよ」

 無茶苦茶もいいところだ。超高校級のアイドルとしてならともかくとして、超スクールアイドル級とは何やら小さい枠組みに嵌ってしまっている気がしてならない。仮にアイドル達の中でけん玉が一番上手かったら、超スクールアイドル級のけん玉使いとでも呼ばれるのだろうか。やはり、ショボく感じてしまう。

「私たちは何も聞いてないよ? それに、希望ヶ峰学園には入りたくないな」

 モノクマの言葉に強く反発したのは、ことりだった。無理もない、彼女の母親は音乃木坂学院の理事長を務めている。かの留学のように、正式なオファーがあり全員が納得した上で、ならまだともかくとして、こんな誘拐まがいに連れてこられ無理やりに転入させられたのだから、その怒りは計り知れないだろう。

「駄ー目、学園長の言葉は絶対なのです!」

「いい加減に……!」

 ことりが壇上に座るモノクマを捕まえ、重そうに持ち上げる。見た目は軽そうな印象があったのだが、どうやら見た目以上に重量があるらしい。

「ここから出して」

 こんなに怖い顔をしたことりは、にこはおろか、長く付き合っている穂乃果と海未にしても見たことが無かった。それほどまでに、音乃木坂という存在は、母親の存在は彼女にとって重要なものなのだろう。


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