過去ログ - 【オリジナル】SPECIAL district No.10
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/10(日) 19:05:07.41 ID:NvNg2o5sO



阿智「……では、こちらの書類にサインを」


「……むう」


ヒーロー側の要求が10とするならば
阿智の言い分が5であったのだが


結果として払われる報酬は7ということになったのだった。


両者の平均をして、やや勝ちといったところであった。


阿智「では、よろしくお願いします」


「……うむ、仕方ないなっ!」



金の話さえ抜きにすれば、
中々に格好良く颯爽とヒーローは駆け出していった。


『むっ?!なんだ貴様は!!』


「観念しろ悪党、俺は…そういう人間だ!」



阿智「……子持ちのヒーローってのは、苦労しそうだよな」


敵のアームに殴られながらも、逆にそれを破壊しもぎ取っていくヒーローの姿を見て

彼は、同情というか
哀れみにも似た気持ちになっていたのだった。


ーーー


パワーを持った者は、法律によりその就職を制限される

かつて法曹界を目指した阿智は、
そのことをおよそ人一倍よく知る人間であった。




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