過去ログ - 【オリジナル】SPECIAL district No.10
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/09(土) 03:12:34.36 ID:o6JHNSf/0


「高江さん、コーヒー入りました」


そんなピリピリというか、チリチリするような会話の間に

一つ能天気というか
朗らかな声が割って入った。


声の主の名は "鮭川 イサナ"

ネコのような風貌をした小柄な女性で高江 エルの後輩にあたる。

彼女はこの世間でいう所の動物人間 ( 獣人という呼び方は今や差別的であるとして、使用すると誰かから酷いバッシングを受ける ) というものであった。


エル「ありがとうイサナさん……ゴクリ、ようやく目が覚めた気がする」


イサナ「あはは、しっかりしてくださいよ、これから車を運転するんですから」


エル「そうね……あなたを乗せる以上は万が一にも事故を起こすことはできないわね」


イサナ「誰を乗せていなくてもですよ、高江さん」


その視線を送られている彼女を含め、周囲の人間は知るよしもなかったのだが

高江 エルは所謂 レズ というやつであった。




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