過去ログ - 【艦これ】「私は深い海の底から貴方を想い続ける」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:12:12.28 ID:mnt4/+5ao

「……るな」

「なによ!」

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:12:41.66 ID:mnt4/+5ao

 天龍が主砲を構え前に出る。叢雲はその場から動かず、周囲を電探で探っている。

「何の真似だ」

以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:13:09.02 ID:mnt4/+5ao

 ……なんだよ、この目は。
 天龍の知る限り、一番近いのは深海棲艦の目。だが、記憶のどこかに引っかかるものが……

「ちんじゅふに……かえる……」
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:13:37.32 ID:mnt4/+5ao

「明石がいるわけじゃねえから完全修理は無理だが、応急処置くらいならなんとかなるんだ」

(天龍)

以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:14:08.47 ID:mnt4/+5ao

(深海棲艦の猛攻で全滅してる。所属艦娘、人員、妖精。生き残りは確認されていないわ)

(……おい、それじゃあ、こいつは……)

以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:14:47.82 ID:mnt4/+5ao

(思い出したんだよ、あいつの目)

(目? 目がどうしたの)

以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:15:22.68 ID:mnt4/+5ao

 望みが叶うならば、もう二度と見たくない目。
 エゴをむき出しにして身勝手を言うならば、せめて、龍田と叢雲の中には見たくない目。

 その目が今、天龍を見ている。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:15:50.74 ID:mnt4/+5ao

(ブラック鎮守府ってやつかよ)

(深海棲艦の攻撃がなければ、内部査察対象になっていたようね)

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:16:26.39 ID:mnt4/+5ao

(それじゃあ、こいつも、その一人ってことなのかよ)

(確証はないけれど、恐らく、ね)

以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:16:55.27 ID:mnt4/+5ao

 これまでの動きは偽装か、そう思わせるほどの速度で天龍に突きつけられる主砲。

 すさまじいばかりの練度だ、と叢雲は思った。

以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/09(土) 22:17:21.60 ID:mnt4/+5ao

「天龍さんに向けた砲を、そのまま静かに降ろすのです」

 叢雲も雷も、天龍を囲むように、艦娘に砲を向けていた。

以下略



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