15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/10(日) 16:00:40.20 ID:PqSllGERo
信号はまだ赤のまま。
横断歩道の向こう岸の親子は待ちくたびれて、
男の子に引かれるようにして後ろのローソンへ逃げ込んでしまった。
「ヒマワリって、
いつ見てもまっすぐ太陽の方を向いてるんです。
大輪の花びらは爛々と輝いていて、存在感があって、
こう、凛々しいじゃないですか」
含み笑いをにじませたような声でいう。
まるで、にこがお気に入りのアイドルを薦めてくるときみたい。
あの子ほど押しが強くはないけれど。
「それに、茎も太いですし」
えっ。
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