過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「ぼーなすとらっく!」
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435: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/12/10(水) 00:57:46.31 ID:BxP+KQwa0



八幡「なぁ、奈緒よ」

奈緒「ん」



呼びかけに応じるも、顔は背けたまんま。
どっちかと言うと拗ねているように見える。



八幡「俺は、もう自分を許した」



俺にこんな事を言う資格は無いのかもしれない。
けどそれでも、少しでも彼女の肩の荷を降ろしてやりたいから。



八幡「だから、お前も許してやってくんねーか。お前のことをよ」



積もった悲しみを、減らせるようにと。

俺は、言葉を紡ぐ。



奈緒「…………」



奈緒は背けていた顔を戻し、チラッと一瞬俺の顔を見て、目を伏せ、そして落ち着き無く視線を彷徨わせる。
なんつーか、奈緒らしさをまた見た気がした。



奈緒「……はぁ、分かったよ。あー……アタシも、自分の事を許してみようと…思う」



そして、いつもの勝ち気な笑顔で、俺に言う。



奈緒「けど、やっぱお前は許してやんねぇ。お前がプロデューサーじゃないなんて、アタシは認めねぇよ」



言葉とは裏腹に、その表情は溌剌していて、どこか元気を貰える笑顔だった。





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