過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「ぼーなすとらっく!」
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886: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2015/05/11(月) 00:42:44.64 ID:BguSUa0P0

思わず声をかけようと、凛を見る。
だが、その言葉は途中で消えてしまった。凛の顔を見たら、口から出る事は無かった。

凛が、笑っていたから。



凛「でも、私は決めたから。もう覚悟は出来てるよ」



どこまでも真っ直ぐに、どこまでも強く。
その様子を見れば、俺の心配なんて必要ないのが分かってしまった。俺の不安や緊張なんて、とても小さく見えるくらいに。

そして凛は抱えていたハナコに向き合い、小さく微笑む。



凛「だからこれは、私が言わなきゃダメなんだよね」

八幡「…………」

凛「ごめんハナコ、あまり構ってあげられなくなっちゃうけど……待っててくれる?」



少しだけ哀しそうに笑って言う凛に、ハナコは小さく吠える。

まるで、愚問だとばかりに。



凛「……ありがとう」



凛は目を閉じ、ハナコのおでこと自分のおでこをくっつける。その様子を見ているだけで、なんつーか……ごちそうさまです。



凛「あ、こらっ。くすぐったいよ…」



ぺろぺろと今度は凛を舐め始めるハナコ。
お、おお……これはヤバイな。とても微笑ましい光景な筈なのにとてもいけない気持ちになってくる。気付けば自然と手が動いていた。

パシャっとな。




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