過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「ぼーなすとらっく!」
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929: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2015/06/17(水) 00:37:58.08 ID:OVR+r6EH0



凛「これ、ロケまでに稽古とかあるのかな」

楓「どうかしら……今度、出演者で打ち合わせがあるとは言っていたけど」



ドラマについて話し込んでいる凛と楓さん。

そうだ、二人はドラマに関しては素人。そしてもちろん俺も。収録が難航するのは想像に難くない。そしてそのアフターケア、サポートは当然俺になる……二人分な。



八幡「…………」



……なんか今更ながら、結構大変な仕事のような気がしてきた。


と、そこで不意に袖をクイクイと引かれる。
見れば、今まで空気を決め込んでいた蘭子がそこにいた。心なししょぼくれている。



蘭子「わ、我が下僕よ。狂乱の宴、堕天の導きを受けし我も召還せしめよ!」



僅かに頬を紅潮させ、辿々しく頼んでくる蘭子。

いや、そうは言われてもな……もうキャスティングは決まっちまってるっぽいし、急遽出演はさすがに難しいだろ。台本をパラパラと捲り、キャスト陣の欄を見ながら言ってやる。



八幡「あー……まぁ、出たい気持ちは分かるが、今回は諦めるんだな」

蘭子「なっ!? パンドラの箱を目の前にして、その欲望を押し殺せと言うのか!?」

八幡「別に今回じゃなくったって、チャンスはまた来るだろ……たぶん」



実際、蘭子はある意味じゃ演技派だからな。今回は旅館でやるサスペンス物だが、次やるドラマがファンタジーとかSFとか、そういうジャンルだったら抜擢される可能性は高い。





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