過去ログ - 勇者「それでも俺は魔王を倒す」ヒロイン「言うと思った」
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6: ◆x.6zTnwIjo[saga]
2014/08/11(月) 10:58:12.70 ID:ZbuWHB4fO
勇者「…まだなのか?その戦士って人の家は」

ヒロイン「もうすぐよ」

男の子「あー!勇者お兄ちゃんだ!」タッタッ

勇者「少年…?」

ヒロイン「……」

男の子「勇者お兄ちゃんと戦士お兄ちゃんが、あいつを倒してくれるんだよね!」

勇者「あいつ?そういえば家にいた…妹?も確かそんな事…」

男の子「僕も大きくなったら、お兄ちゃん達みたいに強くなりたいなぁ!」

勇者「俺って…強いのか?っていうか君は…」

男の子「やっべ!早く帰らないと母ちゃんに怒られちゃう!じゃあねー勇者お兄ちゃん!」タッタッ

勇者「あ…」

ヒロイン「どうかした?」

勇者「いや…今の少年、どうして俺の名前を知っているんだろうって…」

ヒロイン「勇者は記憶がないんでしょ?だったら、あなたの知らない相手が一方的にあなたを知っていても、何もおかしくないじゃない」

勇者「…まぁそれはそうなんだけど。ヒロインはどうして俺に記憶がない事まで知ってるんだ?」

ヒロイン「さぁ…どうしてかな?その理由だって勇者が忘れているだけかもね」

勇者「えーと…俺に記憶がない事をヒロインは知っていて、その理由は俺が記憶を失っているから知らなくて…ああ、混乱してきた」

ヒロイン「いいから早く行こうよ、もう戦士の家はすぐそこだから」

勇者「あ、ああ…」


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