過去ログ - P「汝は人狼なりや」美希「なの!!」
↓
1-
覧
板
20
94
:
◆qgvFsqmWqG.F
[saga]
2014/08/21(木) 19:37:41.02 ID:Y6r1j7MQ0
〜人狼〜
響「律子! 説明を要求するぞ!」
やよい「律子さんまで占い師を騙るなんて、びっくりしましたー! しかも私を人狼ってバラすなんて……うう、ひどいですー!」
律子「ごめんなさい、二人とも。独断でこんなことしちゃって」
やよい「なんであんなこと……今のままじゃダメだったんですか?」
響「そうそう、意味わかんないぞ」
律子「……私が占い師を騙ることにした理由は、三つ」
律子「まず一つ。社長が占い師だと悟られないようにするため」
律子「占い師、霊能者候補の人数が少ないことには亜美も小鳥さんも疑問を抱いていた。占い師初日の可能性も視野に入れていたかもしれない」
律子「このままだと、占い師は『やよいが本物』と『実は社長』の二択で進めていたでしょうね。もちろんやよいの方が可能性は高いと見られていたでしょうし、多分それでも良かったんだけど……」
律子「ここに私という占い師候補が加わることで、どうなった?」
響「ん? えっと……占い師は『やよい』か『律子』、って流れになって……あ!!」
律子「そう。おそらく、社長が占い師って選択肢は皆の中から消えてるはず」
律子「騙りの人数も決して少なくないものになったし、何よりそれを考える余裕が無くなったってのが大きいわね」
律子「早い話、私とやよいのことを考えるのでいっぱいいっぱいにして、社長占い師の可能性から目を逸らさせたのよ」
やよい「そういうことだったんですね……」
律子「理由その二。保険」
響「保険?」
やよい「あの、うちは、保険は高いのであんまり……」
律子「そうじゃなくって……あのままの作戦だと、やよいがもし破綻してしまうと芋づる式に私たちまで危うくなっちゃうのよ」
律子「人狼において、つながりを見られないことは重要。やよいが破綻した時、やよいから村人判定を出されてた人は疑われ、やよいと対立していた人は信頼度が高くなるってわけ」
響「なるほど……」
律子「やよいを信じてなかったわけじゃないんだけど、やよい偽者で決め打たれた時の保険に、敵対関係になっておいたってわけ」
律子「だからこれからは私とやよいは敵。そういう方向でいくから、よろしくね」
やよい「わ、わかりました。えと……私は本物です! り、律子さんこそ人狼ですー!」
律子「そう、その調子よ」
響「そういえば、前回の人狼で自分、貴音にそんな感じのことやられたなー。勝つために、自分を見捨てて……」
律子「それだけ効果的な作戦ってことよ。今回の場合特に、私とやよいが仲間だなんて誰も思わないでしょうね」
律子「あっと、もう話してる時間無いわね……理由その三、私がやってみたかったから。以上」ボソッ
響「えっ、なんて?」
律子「今日の襲撃先は伊織。狩人狙いで。いいわよね?」タッチ
律子「やよいは真美に人狼判定を。妖狐だったみたいだし、今の作戦なら破綻覚悟で処刑にもっていっても大丈夫だから」
やよい「はい! えっと、占い理由は……」
律子「適当でいいわ。大丈夫、やよいももう、自分で考えられるはずよ」
やよい「わかりました!」
響「ねぇちょっと待って、それより三つ目の理由……」
律子「時間よ。行きましょう」
響「うん」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
137Res/142.61 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - P「汝は人狼なりや」美希「なの!!」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1407757513/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice