過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄たちがエスポワールに乗るようです 第一部【賭博黙示録カイジ】
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/13(水) 08:02:07.30 ID:ZGe9lj7P0

森田鉄雄は、無気力な日々を送っていた。
平井銀二という、彼が魅せられ、信頼し、そして超えたいと思っていた存在を喪失した森田は「自分の中の何かを失った」ように満たされない毎日を繰り返す。
裏社会の稼業で数億という大金を稼いだ森田であったが、彼はその金を全て捨て去っていた。
悪党として稼いだ金を見ているだけで、彼は自分の感覚が壊されていくような嫌悪を感じるようになったからだ。
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/08/13(水) 08:24:06.64 ID:ZGe9lj7P0
森田「はい? ……ん!?」

応対のために扉を開けた所、そこに立っていたのはサングラスをかけたヤクザのような男が一人……。
かつて裏稼業をしていた頃に自分達をサポートしてくれていた元新聞記者、巽 有三と似たような面影があった。

以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/08/13(水) 08:50:18.85 ID:ZGe9lj7P0

だが、森田が目をつけたのはこの男の身分や会社などではなく、会社が属しているグループ名……!

森田「て、帝愛だと……!?」

以下略



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2014/08/13(水) 09:23:21.58 ID:ZGe9lj7P0
これから出勤。再開は午後以降で


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/13(水) 11:38:28.06 ID:z670WLiAO
期待。


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/08/13(水) 13:16:53.48 ID:ZGe9lj7P0

遠藤「中でいいかな? こんな戸口で話すようなことじゃないんだ」

森田「……帰んな。俺はあんた達に用はない。金なんか一銭も借りたことはないぞ!」

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/08/13(水) 13:33:52.69 ID:ZGe9lj7P0

森田、仕方なく遠藤を中に招き入れる。
互いに床に座り込み、遠藤は持ってきたケースから一枚の紙を取り出しテーブルに置く。

遠藤「一ヶ月前、ウチの親会社が金融会社の一つを買収して、グループに加えたんだ。その会社が持っていた債権をいくつか俺の所に回してくれてね。その一つが、こいつだ」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/13(水) 13:55:07.15 ID:ZGe9lj7P0

森田「それで、俺に今すぐそいつを払えというのか?」

遠藤「森田鉄雄、25歳……両親は既に死去している上、保証人もいない以上はそういうわけなんだが……」

以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/08/13(水) 14:21:42.67 ID:ZGe9lj7P0


森田(何が、希望の船だ……!)

誠京の会長、蔵前仁が政治家をギャンブルによる負債で縛り、さらには負債者を地下で飼い殺しにしていたのと同じ……いや、それ以上……!
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/08/13(水) 14:59:01.86 ID:ZGe9lj7P0



一ヶ月後、晴海埠頭――

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/08/13(水) 15:28:06.09 ID:ZGe9lj7P0


黒服「お待たせいたしました。早速ですが、これから軍資金の貸付を行います」

数分後、現れた黒服は参加者たちの前に台車に乗せてきた札束の山を見せる。ざっと8億はあるのではなかろうか?
以下略



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