5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/13(水) 19:37:37.20 ID:UxN1sCGlo
伊織「あー‥‥やってしまったわねぇ‥‥」
響「なんかもう、完全なる敗北者だよね。自分達」
伊織「近年稀に見る惨めさだわ。惨めって言うか、滑稽と呼べるレベルね」
響「得意顔で「焼肉食べたくない?」って言ったら「え? 食べますけど?」って返されるっていうね」
伊織「あの言い方には、もっと悪意があったわ。「え? 食べますけど? あれ? あなた達、もしかして食べないんですか?」みたいな」
響「あっはは」
伊織「‥‥‥‥」
響「‥‥‥‥」
伊織「‥‥カツカレー」
響「え?」
伊織「カツカレー。キャンペーンやってるわね」
響「あ、ほんとだ。カレーか‥‥」
伊織「割と美味しそうね」
響「カレーも最近食べてないなあ‥‥あ、結構カツも厚いみたいだぞ」
伊織「ほんとね」
響「あ、あ、カツじゃなくて、エビフライにもできるんだって。なんか、カレー、いいんじゃない?」
伊織「そうね」
響「カレーかぁ‥‥どっちにしよっかな。やっぱりカツカレーにして、食後にはイチゴパフェでも‥‥」
伊織「‥‥焼肉」ポソッ
響「ちょーっとー! やめてよ! せっかく頭から追い出せそうだったのに!」
伊織「くふっ‥‥そうだろうと思って言ったの」
響「もー‥‥んぶ‥‥氷解けてジュースもまっずくなってるし‥‥自分が何したって言うんだ! 何か悪い事でもしたのかー!」
伊織「神様は見てるのねぇ」
響「いやいやいや。ちょっと。それどういう‥‥」
伊織「あ、待って。電話だわ‥‥もしもし。え? あ、大丈夫だけど‥‥ええ」
響「ん?」
雪歩「あ、2人共。いらっしゃ‥‥え? 何してるの?」
響「拝んでおります」
伊織「この世に女神様っていたのね」
雪歩「ちょ、ちょっと、やめてよ‥‥」
千早「あ、来たわね」
響「悪魔だ!」
伊織「雪歩、離れなさい。堕天するわよ」
千早「誰が悪魔よ。それより、私に電話をかけてきてから、10分も20分も、何していたの? 焼肉、食べに行けばよかったじゃない」
響「いや、まあそれは‥‥週末のこんな時間に、アイドルが入れる店あるのかなって」
千早「そんな状況で私を誘ったの?」
伊織「2人で苦しむより、3人の方がまだいいかなって」
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