11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/13(水) 22:26:24.78 ID:Gm5y04qy0
「おい… って、うわ!」
いい加減反応を示さない藍子に痺れを切らして、彼女の肩に手を置き揺さぶろうとした。
………一瞬だったけど、そっと触れた藍子の肩は信じられないくらいに冷たかった。
反射的に離してしまった右手を宙に彷徨わせながら、どうにも嫌な直感が脳裏を駆け巡っていくのを確かに感じた。
「そんな訳… ないか」
ありえない、そんなこと起きる訳がないって、自分に言い聞かせながら意を決してもう一度藍子に触れる。
………おかしいだろ。
いくら室内が冷えすぎているって言っても、人間がこんなに冷たくなる訳がないんだ。
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