42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/13(水) 23:02:48.82 ID:Gm5y04qy0
結果的に歌鈴の役に立たないわ、俺に面倒を押し付けるわ、挙句の果てに俺の歌鈴をこんなに泣かせるわで、藍子の俺の中での評価は地に落ちていた。
碌な奴じゃない、それだけははっきりしている。
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/13(水) 23:04:19.56 ID:Gm5y04qy0
「藍子もまだまだこれからだったし、きっと悔しがってる」
「………はいぃ… グスッ」
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/13(水) 23:05:51.92 ID:Gm5y04qy0
「………いや、俺がしてみせる。歌鈴はトップアイドルになるんだ」
「私が、ですか…」
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/13(水) 23:07:22.56 ID:Gm5y04qy0
どんな人間にだってチャンスは巡ってくる。
藍子は上手くそれを掴めたから、ある程度の地位まで上り詰めた。
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/13(水) 23:08:53.21 ID:Gm5y04qy0
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/13(水) 23:10:31.15 ID:Gm5y04qy0
藍子の死から一週間は本当に大変だった。
記者に追われ、あらぬうわさが流れ、事務所が潰れでもしたらどう責任を取ってくれるのかとそればかりを考えていた。
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/13(水) 23:12:14.82 ID:Gm5y04qy0
正確にどのくらいの時間が経ったかわからないけど、まだまだ暑い季節だしそんなに経過していない事はわかる。
だけど、俺の中での藍子の存在というのは、あれほど憤りを覚えたのにも拘らず、驚くほど希薄になっていた。
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/13(水) 23:13:49.00 ID:Gm5y04qy0
「おはよう、歌鈴…」
「Pさん、今日もあつそうですね!」
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/13(水) 23:15:26.58 ID:Gm5y04qy0
「藍子ちゃん…」
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/13(水) 23:17:01.82 ID:Ob5n71y0O
久方ぶりの投稿やな
また某まとめの連中が発狂するようなモノを頼むぜ
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/13(水) 23:17:19.52 ID:Gm5y04qy0
「どういう、ことですか…?」
「…歌鈴はあれから、俺と一緒に頑張るって決めたんだから、シャキッとしてもらわないと困るんだ」
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