過去ログ - 舞田類「like a little girl」
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2: ◆EyqsYGWDiw[saga]
2014/08/17(日) 00:55:55.63 ID:C2LfeSHG0


11回目の正直――何とかアイドルになる為のオーディションを切り抜け、アイドルとなった俺達の前にプロデューサーがやってきた。
どんな人が来るだろう。何せ知らない世界だ、予想などつかない。それは隣に居るミスターはざまやミスターやましたも同じのようだ。
ガラス張りの窓が心地好いロビーでただその人を待つ。夏の日差しは涼しい所から見れば美しいものだった。

「あ、あの!貴方達が…硲道夫さん、舞田類さん、山下次郎さん…ですよね?」

ガラス越しに光を浴びて、その人がやって来る―…だが俺達3人の前に現れたのは思いもがけない人だった。


「初めまして、…この通り、新人ですが、精いっぱいお仕事します。よろしくお願いします!」


この人が、プロデューサー?

元教師が急にアイドルになると言うのもなかなか不思議な事だが、そんな俺達でさえ互いの顔を見合わせる。
今にも震え出しそうな瞳、細い身体。予想は出来なくても想像していたのはもっとこう、いかにも業界人と言うか、そんなイメージの人だったのに。
目の前に居る女性はまるでlittle girl――少女のようにきらきらと目を潤ませていた。



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