過去ログ - マイリトルポニー&チェンジリング 愛情も魔法
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6: ◆QWO3xeEtwU
2014/08/18(月) 21:01:41.71 ID:wutHkBwg0
 桃色の炎が燃えている、農作業中の女性にクリサリスが近づく。
桃色「おや……あんた誰だい? 見かけない顔だね」

QC「あぁ、我らは……その、ブラックポニーという種族だ。なんというか、その……災害で我らの集落が滅び、命からがら逃げてきたのだ」

桃色「あらまぁ、大変だったのね……しかし、随分身なりがその……みすぼらしいけれど、遭難でもしたのかい? 何か食べたほうがいいんじゃ……」

QC「良いのか? 食糧が余っているなら、そうしたいところですが……」

桃色「良いのよ良いのよ。ここら辺は私達しかいないから、食糧もそれなりに蓄えがあるし……そんな事より、お土産はないのかい? 食糧と引き換えってわけじゃないけれどさ。みんな外の人のお話とか聞かせてあげると喜ぶからさ。特に子どもなんかには懐かれちゃうよ」

QC「それは、なんというか……願ったりかなったりだ」

桃色「しかし、あなた……ポニーにしては変わっているわねぇ。しかも、アリコーン? もしやお偉いさんかい?」

QC「いや、アリコーンとはちょっと違うし、ブラックポニーと名乗っておいてなんだが、厳密にはポニーではないのだが……女王という立場だから、お偉いさんというのは間違いではないかもな。私一人で様子を見に来たが、兵隊も二人つれている。呼んでも問題ないか?」

桃色「それくらい問題ないわよ。今はただでさえ、食べ盛りの男たちが少ないんだ。増えてもらえると嬉しいくらいだよ。何もないど田舎だけれど、ゆっくりしておいき」

QC「それはどうも。しかし、私達のようなよそ者に対して随分と無警戒だけれど、そんなんで不貞の輩にいいようにされないのかい?」

QC(いくら何でも無警戒過ぎる……逆に怪しくすら感じるな)

桃色「盗む物なんて何もないよ、この村にはね。だから、馬鹿なことを考える奴もいないのさ」

QC「そうだ、名前を名乗っていなかったな。私の名は、クイーンクリサリス。よろしくな」

桃色「おやおや、これは失礼。私の名前はピーチタルト。名前の通り、タルトづくりは得意だから、期待してよね」

QC「それはいい。期待させてもらうぞ」

QC(予想以上に上手くいったな……兵隊二人を呼んで来よう)



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