過去ログ - 絵里「遠くの親類より近くの他人」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/08/18(月) 07:34:12.45 ID:rARV+jsx0
真姫は背後のテーブルに目をやった。

「凛ちゃんは何飲んでるの?」
「これはねー、ハニー抹茶ソイラテだよ!」
「おぉー! ではお嬢さん、このストロベリークリームフラペチーノと一口交換いたしませんかっ」
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/18(月) 07:40:11.53 ID:gvjXylZDo
言葉選びがいちいち面白い
期待


28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/08/18(月) 07:41:50.47 ID:rARV+jsx0

「豆乳を飲むことでちょっとでも女の子らしくなろうというそのいじらしさ! たまりません!」
「何を選ぶにしてもまずは自分の好きなものから! 素直なことはいいことだと思いませんか!」

しかし真姫は思うのである。
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/08/18(月) 07:48:02.74 ID:rARV+jsx0

「真姫ちゃんも食べたかったんだね」
「しょーがないにゃー」
「ぅえ?」
「しかーし! 欲しければ対価を差し出すのです! レッツゴー凛ちゃん!」
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/08/18(月) 07:55:46.08 ID:rARV+jsx0
素早さを得意げにしていた凛は、タンブラーの軽さに気づくと同時に驚愕の声を上げた。

「少なーい! 真姫ちゃん飲むの早いよー!」
「むっ、じゃあ私が先に!」

以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/08/18(月) 08:04:08.02 ID:rARV+jsx0
【幕間】


「まぁそれは冗談なんやけど」

以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/08/18(月) 08:11:57.53 ID:rARV+jsx0



真姫は悪意に敏感だ。
表面はどう取り繕っていても、そこに悪意が潜んでいれば見抜ける自信があった。
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/08/18(月) 08:13:38.65 ID:rARV+jsx0



真姫は悪意に敏感だ。
表面はどう取り繕っていても、そこに悪意が潜んでいれば見抜ける自信があった。
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/08/18(月) 08:15:39.75 ID:rARV+jsx0
あれ、成功してたのか
>>33は見なかったことにしてください


35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/08/18(月) 08:21:30.17 ID:rARV+jsx0
それは真姫の人生の認識を変えかねないほどの衝撃だった。

もしもこの二人の好意に打算が含まれていようと、これほど好かれているなら別にいいのではないか。

キャバクラ通いを辞められないサラリーマンの気持ちがわかった気がした。
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/08/18(月) 08:25:19.69 ID:rARV+jsx0
「こッ……これはいったいどういうことですか!」

声に振り向けば、海未が鼻をティッシュで押さえながらわなわなと震えている。

自分にべったりだと思っていたペットが、あっさりと他人に懐いているのを見た飼い主はあんな顔をするのか。
以下略



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