過去ログ - ちなつ「blueはどこへ消えた?」
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51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/19(火) 12:17:25.23 ID:6oJFiQZgo
インターホンを鳴らした。
この前のように緊張することは、もうなかった。
結衣『はい……ってあれ、ちなつちゃん!?』
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/19(火) 12:20:48.32 ID:6oJFiQZgo
結衣「これまで通り接するなんて、ちなつちゃんにはできないこと、分かってるから――私はちなつちゃんが無理してるの、悲しいな」
ちなつ「無理なんて、してませんてばぁ!」
私は声を荒げる。
53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/19(火) 12:24:21.86 ID:6oJFiQZgo
しばらく沈黙が続いた。
結衣「ちなつちゃん……ほんとに、信じていいんだね」
結衣先輩の目がきらきらと輝いていた。それは涙がそう見せていた。結衣先輩は、私を強く抱きしめてくれた。
54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/19(火) 12:28:09.83 ID:6oJFiQZgo
月曜日はすがすがしい晴れだった。
青空がどこまでも広がっていて、太陽はカンカンに照っていた。
私は太陽に近づいた気がしていた。
自分でもなにを考えているのか、よく分からなかったけど、とにかく自分は太陽に照らされていて、暑さよりもさわやかさの方が勝っていた。
55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/19(火) 12:31:26.45 ID:6oJFiQZgo
京子先輩は、相変わらず寝そべって漫画を読んでいた。
結衣先輩が課題のテキストを京子に見せる。
京子「ああそれ、そんなの夏休み最終日に全部やっちゃえばいいんだよ。てか夏休みは休みなんだから、休まなきゃだめっしょ。苦しむのは一日だけでいいって」
56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/19(火) 12:33:14.92 ID:6oJFiQZgo
ちなつ「いいの……でも、とにかくあかりちゃんのおかげで、私は元気になれたんだよ」
あかり「……? なんだか良く分からないけど、役に立てたならなによりだよぉ」
そう、私はいろいろな人に感謝をしなければいけない。
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/19(火) 12:35:56.24 ID:6oJFiQZgo
京子「今日は天気がいいし、これやろうよ、これ!」
結衣「先にお茶飲めよ。京子が淹れてって言ったんだろ」
京子「いやでもさ、これ、絶対楽しいって」
58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/19(火) 12:37:42.57 ID:JL04r27+0
再開してた!
未明は寝ぼけてsage忘れ失礼
59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/19(火) 12:39:21.38 ID:6oJFiQZgo
私のお茶は後回しにして、私たちは中庭に出た。
ちなつ「ほら先輩、交代で吹きましょう!」
結衣「うん……じゃあ、私から」
60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/19(火) 12:40:53.12 ID:6oJFiQZgo
読んでいただきありがとうございます。
これはひとつの提案として書いたものです。賛否あると思います。
61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/19(火) 12:42:14.54 ID:JL04r27+0
再開してた!
楽しませてもらっている
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