過去ログ - ちなつ「blueはどこへ消えた?」
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2014/08/19(火) 00:38:44.31 ID:6oJFiQZgo
あかりちゃんの目がきらりと輝く。
あかり「うん、頑張ってねっ! でも焦っちゃダメだよぉ、無理だと思ったら、やめた方がいいよぉ。別に一回きりしか機会がない訳じゃないんだから」
私は頷きを返すことぐらいしか出来なくて――気付けばテーブルに涙を落していた。
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2014/08/19(火) 00:40:38.46 ID:6oJFiQZgo
家にはあらかじめあかりちゃんの家で晩ご飯を食べてくると連絡を入れてあった。
私が家に入りリビングに行くと、お姉ちゃんはもうお風呂に入っていた。
ともこ「お帰り、ちなつ。遅かったわね」
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2014/08/19(火) 00:42:09.47 ID:6oJFiQZgo
ともこ「……それは」
ちなつ「友達としての好き、って意味だよ、もしかして、恋愛対象だとでも思ってるの?」
ともこ「……」
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2014/08/19(火) 00:45:32.16 ID:6oJFiQZgo
ちなつ「お姉ちゃんも、あかねさんのこと……」
お姉ちゃんは観念したような口調で、
ともこ「そうね。私もあかねちゃんのことが好き。恋愛対象として。あかねちゃんのことを考えてたら、時折胸が締め付けられるように痛むの」
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2014/08/19(火) 00:49:05.90 ID:6oJFiQZgo
ともこ「実はね、私明日告白しようと思ってるの」
ちなつ「――そうなんだ」
これは、これは面白くなってきた。
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2014/08/19(火) 00:50:49.17 ID:6oJFiQZgo
目を覚ますと十一時を回っていた。
昨夜はなかなか寝付けずにいて、なんとか眠りに入ったのは五時くらいだと思う。
それも仕方がない。
だって今日は、結衣先輩に想いを伝える日なんだから。
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2014/08/19(火) 00:54:35.53 ID:6oJFiQZgo
結衣先輩の家にたどり着いた。
私は緊張しながら、心臓をバクバク言わせながらインターホンを押した。
結衣『入っていいよ』
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2014/08/19(火) 00:55:30.51 ID:PKZioK410
さて……この勝負、どう転ぶ!?
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2014/08/19(火) 00:55:56.73 ID:0UfZOxx/O
Blue Genderかと
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2014/08/19(火) 00:56:51.91 ID:6oJFiQZgo
私の脳みそは沸騰しそうだった。
確かにそうかもしれないけれど、今日の状況でそんなことは――できやしない。
私は返す言葉もなく、ただ顔を赤くしてうつむいた。
結衣「……まあ、入ってよ。今日は一人だよね」
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