5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/08/19(火) 21:24:34.43 ID:E5JxYiHg0
上条「とりあえずここでテレビでも見ててください。俺は夕食を作りますから」
居間まで案内されると、上条が言った
フェイト「悪いよ…私も手伝うよ」
上条「いいですよ…フェイトさん、疲れているでしょ?」
フェイト「あ…」
フェイトは自分の服装が乱れていることを知り、急いで整える
恐らく街を歩き回っていたせいだ…上条はそれで気を使っているのだろう
フェイト「…いいの?」
上条「疲れている女性に手伝わせるなんて事、上条さんはしませんことよ」
フェイト「そう…じゃあお願いします」
柔らかい笑顔を浮かべてフェイトは言う
上条(嗚呼…いつも人の飯食うだけの奴とは大違いだ…)
上条が夕食を作っている間、フェイトはテレビで情報収取をしようとしたが特に良い情報は得られなかった
上着を脱ぎ、ワイシャツ姿で仰向けになるフェイト
フェイト(管理局は私の失踪に気づいているのかな?)
上条と夕食を食べた後、風呂がどちらが先に入るかの話になった時、フェイトは気づいた
着替えがないと
事情を話して、制服は上条の私物のアイロンを借りて事足りるが、下着は替えがないので上条にお金を借りて買ってきた
寝間着はいらないのかと上条が聞いたが、下着姿で寝ている事を伝えると何故か急いで風呂場に向かっていった
夜
中々フェイトは寝付けなかった
浴槽で寝ている上条よりは寝やすい事は確かなのだが、不安で寝れないのだ
フェイト「なのはぁああ…うぅう…」
彼女の強くて優しい親友もここにはいない
夜の孤独がフェイトは恐かった
朝
上条は目を覚ますと居間に向かう
ベッドにはフェイトの姿はなく、布団が畳まれていた
上条「あれは?」
テーブルの上に何かある
皿に盛られたオムライスがラップで覆われていた
そして紙切れが置いてある
「おはよう上条くん
昨日は泊めてくれてしかもご飯までご馳走になって本当にありがとう
私、何もお返し出来ないのは嫌だから朝食だけは作ってみたの
口に合うか分からないけど良かったら食べてみて
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