過去ログ - 提督「釣りをしてたら何故か釣れた」空母棲姫「……」【艦これ】
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115: ◆.Em5oVk1MAsD[saga]
2014/12/15(月) 03:47:37.30 ID:aoeSscoZo

提督「幸い、この位置からなら奴の攻撃手段は艦載機のみだろう。ならば、この雨を利用して逃げるしかない」

空母棲姫「どう逃げるんだ」

提督「潜る。先程の私のように気付けなくなるのなら、それ以外に方法はない」

空母棲姫「私ハどうにかなるガ、お前には無理じゃないか?」

提督「無理かはやってみてからだ。私には艦の適正自体はある。常人よりかは何倍も息は持つだろう」

空母棲姫「……良く分からないガ、分かった」


「全く……愚かだ」


女性の足元から巨大な艤装が顔を出す。それに座ると彼女は髪をかきあげた

それが合図だったのだろう。艤装の一部分が赤く光り、そして彼女の後ろから砲撃音が轟く


提督「!?」


反射的に刀を出し、振りぬくと耳障りな音が響き渡る

それが砲弾だと視認したその瞬間、提督は身体を捻った

そして耳を劈く音。刀はまるでガラス細工のように砕け散り、砲弾はそのまま提督を穿つと言わんばかりに突き進む

しかし、身体を捻ったことによって間一髪、提督の横を通り過ぎて行った


提督「くっ……気をつけろ、まさかのほうげ……き……」


空母棲姫の方を向き、そしてあの女性の方向を見やる。吹っ飛んだことによって離れていた距離もあっという間に詰められており、彼女の姿が目視出来た

その艤装らしきものには砲塔が二つ……


提督「くそっ!……おい、大丈夫か!?」


それを確認した提督は、少しずつ沈んでいく空母棲姫の身体を抱き上げ声を掛ける。しかし、彼女の反応はない



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