過去ログ - ちっちゃな魔女が、勇者を倒しに行くお話
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116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/27(水) 18:18:34.67 ID:50w6ShJc0
旅人の姿が消える。

魔術師「きゃあ!」

次の瞬間。魔術師は、血に伏していた。

勇者「魔術師!!」

旅人「この程度で、俺の動きを先見したつもりか」

戦士「き……さまああああ!!」

旅人の姿が消え、戦士の体が裂かれる。

戦士「がぁ!みん……な」ドサッ

これで、残るは勇者一人となった。

勇者「戦士!」

旅人は、勇者に刃を突きつける。

勇者「……俺達は必ず」

旅人「……」

勇者「あの子の首を、王の下へと持ち帰る」

旅人「……」

勇者「俺達は、王より、人間の未来を託された。決して、負けるわけにはいかない」

旅人は、刃を持つ手に力を込める。

旅人「それは、こちらも同じだ」

勇者は一突きいなし、旅人に剣を突きつけた。

勇者「例え仲間を失おうと、俺は……俺は!!」

勇者の魔力が爆発的に上がり、剣に魔力が集約され、光を帯びる。

勇者「はあああああ!!」

今までとは違い、目視できぬ斬撃。

旅人「!」

その一撃一撃には、言い表せない重さがある。

旅人「くっ……!」

旅人の体から、何度も血が噴出す。

旅人「……!」

勇者「はあああああ!!」

お互い、一歩も引かぬ、容赦のない攻防。

旅人「……」

旅人は一歩身を引くと、縦横無尽な攻撃を始めた。

勇者「こざかしい!!」

一撃を防ぎ、剣を地に突き立てる。

勇者「勇者奥義!裂壊斬!!」

すると、大地が叫びを上げ、亀裂が広がった。

魔女「きゃあ!」

旅人「!」



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