過去ログ - ちっちゃな魔女が、勇者を倒しに行くお話
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/21(木) 02:21:07.22 ID:k7527Ei50
旅人「とても美味だぞ」

魔女「うねうね気持ち悪いです……」

ー夜

魔女「うねうねは、とても美味しかったです」かきかき

旅人「なぜ、日誌を書く」

魔女「これは、絵日記と言うものです。旅が終わり、魔王城に帰った時、お母様に見せるのです」

旅人「そうか」

魔女「きっとお母様もお喜びになり、私を褒めてくれることでしょう!」えへん

旅人「魔王様は好きか?」

魔女「当たり前の質問をしないで下さい!優しくて、素敵なお母様です!」

旅人「…………ふー」

魔女「煙草は止めて下さい」ぷくー

旅人「いつかな」

魔女「あなたと言う人は」ぷんぷん!

旅人「……」ゴクゴク

魔女「お酒まで飲んで!ズルいです!」

旅人「飲むか?」チャポ

魔女「い……りません!」ふい

旅人「なら、あれはどうだ?」

魔女「サボテン?」

旅人「あの、砂に埋まっている、妙なサボテンがあるだろう?」

魔女「はい」

旅人はサボテンに近づき、刃を刺すと、一気に引き抜いた。

魔女「なんと!根っこに変なものが!」

旅人「これには、果汁の様に、甘い汁が入っているんだ」

魔女「本当ですか?」ジトー

旅人「サボテンと切り離して、湖の水で土を落とし」チャポチャポ

魔女「しっかりね」

旅人「固い皮を、一部切り取る」ズバッ

魔女「中に、何か入っているのは確かですが……」

くんくん……。

魔女「いいにおい!」

旅人「さ、飲んでみろ」

んくんく……。んくんく……。

魔女「んー!んふふ!」

旅人「…………」

魔女「サボテンジュース。とても美味しゅうございました」かきかき


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