過去ログ - ちっちゃな魔女が、勇者を倒しに行くお話
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[saga]
2014/08/23(土) 03:30:59.64 ID:fUBldNlV0
旅人「仮面を叩くな!」
魔女「ふんっ」ぷい!
…………。
魔女「さむ……」
旅人「ずいぶんと、高い所まで来たからな」
魔女「ふー……」
魔女を抱き抱える。
旅人「もうじき日が暮れる。一気に行くぞ」
魔女「一気に?」
旅人の足に、魔力が集まる。
旅人「しっかり掴まれ」
魔女「はい」ぎゅ!
駆け上がる。
魔女「わわわ!」
跳ねる様にではなく、飛ぶ様に駆け上がる。
魔女「ひゃーーー!」
旅人「もう少しだ」
魔女「あ!雲にぶつかるーーー!!」
旅人「平気だ」
魔女「ぎゃーーー!!」
旅人「…………」
雲の中へ突入する。
魔女「つめたーーー!!」
そして、雲をつき抜けたその先は。
ー山頂
魔女「うわー!!」きらきら!
旅人「はぁ……はぁ……」
魔女「雲が下にあるー!!夕日きれー!!」とてとて!
旅人「あまり端に行くな。落ちるぞ」
旅人は鞄から、小さく平べったい魔法石を取り出した。
魔女「それは何ですか?」
旅人「魔力を込めると、熱を帯びるんだ」
魔女「へー。今日の夜ご飯は何ですか?」
旅人「干し肉だ」
魔女「やだーーー!!」
旅人「一番安いからな」
魔女「…………」ぷくー
旅人「…………」スッ
魔女「ん?また嘘をつきましたね!」
旅人「お前が釣った魚を、干したものだ」
魔女「なんと!」
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