過去ログ - ちっちゃな魔女が、勇者を倒しに行くお話
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[saga]
2014/08/20(水) 23:28:33.59 ID:udaXl9XL0
ー城下町
おばさん「あら姫様」
魔女「ごきげんよう!」
おばあさん「お散歩ですか?」
魔女「今から、勇者を倒しに行くのです!」
おばあさん「それは誠にございますか?」
魔女「はい!」
おばあさま「しかし、外の世界は……」
魔女「私は魔王の娘にございます!必ずや勇者を倒し、ここへと戻って参ります!」
ざわざわ……。
おばあさん「では、お気をつけて」
魔女「ありがとうございます!では、失礼して、行って参ります!」とてとて
おばあさん「お気をつけて」
ー町一番の門
門番「姫様」
魔女「ご苦労様です!話は、お母様から伺っていますね?」
門番「はい」
魔女「では、行って参ります!」とてとて
門番「姫様」
魔女「はい?」
門番「お気をつけて」
魔女「はい!」
門番「お気をつけて」
ー薄暗い森
魔女「さてと。この羅針盤の、赤い丸印を目指して進めばよいのでしたね」
…………。
魔女「魔物もいないし、怖いことなんて……ない!」
…………。
男「姫様」
魔女「?」クルリ
男三人が、魔女の前に立ちはだかる。
魔女「あなた方は、城下町の方ですか?」
男「いや、ただのならずものさ」
魔女「ならずもの?」
男「そうだな……。お金も何もなくて、苦しんでいる人達ってとこか」
魔女「なんと!では、少し金貨を」
男の一人が、魔女を捕らえる。
魔女「何をするのです!無礼ですよ!」
男「魔王様は、本当に素晴らしい方だ」
魔女「え?」
男性「玩具に加えて、金をたんまりくれるってんだからな」
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