過去ログ - ちっちゃな魔女が、勇者を倒しに行くお話
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[saga]
2014/08/24(日) 02:12:18.94 ID:vqPxAEM10
ー翌朝
魔女「うわー……牙でかっ」
爺「最近、魔物によく村が襲われるようになっての。主であり長であるそやつを、狩ってもらったという訳じゃ」
魔女「ふーん」
爺「さ、スープをお食べ」コトッ
魔女「美味しそう!」
爺「虫スープじゃ」
魔女「ぎゃあああ!!」がたっ!
爺「ほほほっほっ!冗談じゃよ。野菜と、ウサギの肉が入っておる」
魔女「うぇー……」
旅人「美味いぞ」
魔女「うさぎさん、可哀想です」
爺「この魔物は、可哀想じゃと思わんのか?」
魔女「思う……けど」
爺「優しい心があるなら、感謝して食べなさい」
魔女「感謝して?」
爺「うむ。虫さんも、野菜さんも、ウサギさんも、魔物さんも、みんな。お前さんに、命をくれる生き物達じゃ」
魔女「…………」
爺「わかるかな?」
魔女は、こくりと頷いた。
魔女「ありがとうございます!いただきます!」
爺「偉いぞ!」
魔女「ふふん!」
爺「お前さん!きちんと頭を撫でて、誉めてやらんか!」
旅人「偉い偉い」なでなで
魔女「いひひ!」
旅人「…………」
爺「ふふっ」
…………。
魔女「じじい!ありがとうございました!」ぺこり
爺「じじいはやめい!」
旅人「色々と、お世話になりました」
爺「気を付けてな。また、いつでも遊びに来ていいからの」
旅人「はい」
爺「二人で」
旅人「…………」
爺「じゃ」
魔女「ばいびー!」ぴーす!
爺「ばいびー!」ぴーす!
旅人「何だその挨拶は」
魔女「内緒!」
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