過去ログ - 花陽「こうなるまでのお話」
1- 20
63: ◆oZf06d53Imn3[saga]
2014/08/29(金) 02:32:12.35 ID:dxfoKUYro

「私は、私の思いで精一杯でした」

「授業中、精神統一しないと想いが溢れてきて止まらないんです、大変でした。ことりと穂乃果に怪しまれて」

「私も、この想いが普通でないことを知っていました、だから、上手く伝えられませんでした」

「その結果が今日です。よっぽど嫌だったのでしょう!何も考えずに雨の中走りだして……」


花陽は、なんだかおかしくなってきました。

海未ちゃんが思っていることが、全部、花陽の思っていたことと同じだなんて……。

私の悩んでいたことが、海未ちゃんの悩んでいたことと重なっていたなんて。

私の喜びが……。

海未ちゃんと同じ喜びだったなんて。



「嫌悪、……したかもしれません、それも……当然のことです」

「だから私は謝らなくてはいけません」



海未ちゃんは、必死に想いを伝えてくれています。

とても苦しそう。

だから、私は。



「海未ちゃん、ありがとう」


胸からあふれ出してくる気持ちと一緒に、海未ちゃんを抱きしめた。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
109Res/74.99 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice