過去ログ - 叢雲「落ち着きが無いわね。大丈夫?」グラハム「私は我慢弱い」
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195: ◆WHzNz9zb1A[sage]
2015/05/05(火) 02:21:40.53 ID:wKWZysDAO
グラハム「! 失礼致しました、大佐。無礼な態度を……」

スレッガー「あーあー、いいからいいから。俺ら提督にはそういうの無いんだよね、上下関係」

スレッガー「ほれ、次!」

「はいはい……」


 やれやれとばかりに立ち上がるのは、中性的な見た目の美少年。
 緑色の髪は陽光に輝き、大きな瞳は吸い込まれそうなくらい透き通っている。
 真っ直ぐにそれを見た叢雲が、思わず惹かれてしまうほどに彼は綺麗な若者だった。


ニコル「はじめまして、ニコル・アマルフィです」

ニコル「第八拾八鎮守府所属、階級は中佐。初期艦は電ちゃん」

ニコル「エーカー少佐の第壱百八鎮守府とはご近所さんです。これからよろしくお願いしますね」


【ニコル・アマルフィ】

【階級:中佐 提督歴:半年】

【初期艦:電】

【主力艦:龍田】

【提督補正:異能迷彩機能発生力(ミラージュコロイド)】

【備考:着任当初の評価は同期最高。
    現在呉着任の新人の中で最も安定した戦果と鎮守府運用をこなす期待の新人】


グラハム「……此方こそ、よろしくお願いします。アマルフィ中佐」

ニコル「ニコル、で結構ですよグラハムさん」

グラハム「了解しま……コホン、した。ニコル」

ニコル「ふふ、はい」


 自分より遥かに若い少年が提督であり、階級も上。
 染み付いた絶対的上下関係が不必要と言われたグラハムの狼狽えようは、叢雲からすると面白くもあり、違う価値もあり。
 そして、ニコルの綺麗な笑顔につい視線を逸らし、紅潮をソーダで冷やす中。
 背を叩かれた担当官が、意を決しようやく口を開いた。


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