過去ログ - 叢雲「落ち着きが無いわね。大丈夫?」グラハム「私は我慢弱い」
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251: ◆WHzNz9zb1A[sage]
2015/08/04(火) 03:00:22.08 ID:kpdyAUcAO
――昨晩、ホンシ・ハイウェイ――



マリダ「ドーモ、はじめまして。憲兵隊のマリダです」

SD「ドーモ! 元憲兵隊のサンドージュです。イヤーッ!」


 草木も眠るウシミツ・アワー。
 ハイビームがまばらに行き来する狭間の仕切りで、二人がアイサツを交わした。

 アイサツはケンペイのイクサに置いて絶対不可侵の礼儀である。
 それは如何なる状況、関係においても不変であった。

 アイサツ直後0.5秒、サンドージュと名乗ったミルク色の改造軍服を纏ったケンペイが叫ぶ。
 異形としか言えぬ六本の腕が蠢き、それぞれの手首の放出機構から何かが放たれる。
 それは風呂敷めいた広さを持った粘着質のスパイダー・ウェブだ!


SD「マイッタカ! これが俺のバイオ・シルク・ジツよ!」


勝ち誇った叫びを挙げたサンドージュ。
 懐から鋭利なドス・ダガーを引き抜き、ウェブを追うように距離を詰める!
 宿したカラテにより、スパイダー・ウェブは鋼鉄の強度と蜘蛛の糸の軽さを誇る。
これに絡まった敵を、即座にドス・ダガーで突き[ピーーー]。
 この無慈悲な戦法こそが、彼の得意技であった!
 コワイ!

サンドージュ「その豊満な身体をサシミめいて……アバーッ!!」

マリダ「イヤーッ!!」


 しかし! サンドージュの身体は硝子にぶつかるスズメめいて反対方向に吹き飛ばされた!



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