過去ログ - 叢雲「落ち着きが無いわね。大丈夫?」グラハム「私は我慢弱い」
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266: ◆WHzNz9zb1A[sage saga]
2015/09/08(火) 04:20:47.88 ID:Kssodf2Io
グラハム「……」

 正直、ケンペイに話してしまってもいいのでは、と思う自分がいる。
 だがそれでも、密に進めるべきというロウ大佐の意思は固い。
 過去に何があったかを知らぬ自分では、ベテランの彼に反対するに足る理由を見いだせない。
 そう思わせる眼を、時折彼が見せるのだ。

スレッガー「しゃーねえ、今夜辺り張って様子を見るかんねえ」

カツ「それなら僕の鎮守府に移動しますか? 距離的にも近いですし、グラハムさんたちにも迷惑が……」

グラハム「いや、目的を考えれば此処にいてもらった方がいいはずだ」

グラハム「それより、貴官らの任務に支障は出ていないだろうか? 如何に懸案事項とはいえ、此処に提督が四人もいるのだが」

ニコル「それに関してはお気になさらず。哨戒遠征任務を出していますから、海防の初動に遅れることはありません」

ニコル「幽霊船などは流石に厳しいですが……あれは本来予兆があるくらい察知が容易な存在ですから」

グラハム「ほう……」

カツ「羅針盤が探知できなかった前回のものは、そうとう珍しい事例なんですよ」

スレッガー「……恣意的なもんを感じるレベルには、な」

グラハム「何?」

スレッガー「聞き流してくれ、重要な事じゃねえ」

カツ「……」

叢雲「……?」

ニコル(あぁそっちの事情か……エゥーゴ……二人も大変だなあ)

ニコル(まぁ、僕もなんだけれど、ね。電はうまくやってくれてるかな?)


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