過去ログ - 叢雲「落ち着きが無いわね。大丈夫?」グラハム「私は我慢弱い」
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44: ◆WHzNz9zb1A[saga]
2014/08/30(土) 07:22:55.61 ID:Ne73roXAO
担当官「此方があなたから聞いた内容……西暦2314年までの出来事ですが、無論我々には確認する術などありません」

担当官「今のところあなたに対する妥当な評価は、【艦娘に対する特別な性的執着を覚える妄想癖の変態】としか言いようがない」

グラハム「ふっ、ひどい言われようだ」

憲兵中尉「…………」

担当官「ですが!」

担当官「ですが、我々海軍はあなたの言い分の全てを認め、真実と考えた上で、これからの話と提案を致します」

グラハム「理由は? 何故この変態とやらにそこまでする」

担当官「……」

憲兵中尉「状況証拠そのものが、成立しえないものであるからだ」

グラハム「……詳細を聞こうか」

憲兵中尉「まず、一つ」

憲兵中尉「入るだけでも極刑になる最重要施設の特別工廠、当然ながらそれそのものを護る最新鋭の警備システムが幾重にも厳重に張り巡らされている」

憲兵中尉「それを完全にすり抜けた上、窓や排気口などもなく入口が一つしかない特別工廠内部に全裸で侵入するなどという神業は、ニンジャでも不可能だ」

叢雲「…………」

憲兵中尉「二つ」

憲兵中尉「だとすれば、艦娘を産み出す工廠中枢から君は出て来たことになる」

憲兵中尉「ということは、君は我々が確認していない全く新しい艦娘なのかも知れない……という仮説が浮かび上がってくるからだ」

グラハム「何と!?」

叢雲「はぁ!?」



担当官「あぁ、提督適性が羅針盤で確認されたからその仮説はもう成り立たないけどね」

叢雲「あ、そうなの……」


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