過去ログ - 【ラブガンツ!】海未「これが百点武器…」凛「かよちんが…」【第二話】
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◆xVf6sGdKcE
[saga]
2014/08/31(日) 22:57:35.36 ID:w6MtDZI40
にこ「ところで、片づけるッてどうするんですか?」
にこ「これを燃やしたりでもするの?」
鈴木「そのために、このスーツがあるのさ」
鈴木が白いタイツを指し示す。なんとなく、着て来た意味がわかる気がした。
鈴木「見ててごらん」
鈴木「よいしょ!」
鈴木がカブトムシの、切断させていた脚の一本を持ち上げた。大きいにもかかわらず、見た目には軽いかの様に見える。
にこ「うわ・……すごいですね」
鈴木「でしょ? これがスーツの力だよ」
鈴木「よッと」ズン
にこ(この音……やっぱり重いのね。不思議ねコレ)
鈴木「とにかく今みたいにして、死骸を一箇所に集めて欲しいンだ」
にこ「わかりました」
鈴木「レーダー見てごらン」
にこ「レーダー……これですか?」
鈴木「マルが幾つか表示されてるでしょ。そこに行けば死骸があるから。別行動になるけど……その方が効率いいし、早く終われるからね」
にこ「わかりました。とにかく、持ッてくればいいんですよね」
鈴木「そ、そうだよ」
鈴木(イヤに順応性が高いな)
鈴木「なンか……もう慣れた?」
にこ「いやその……驚くことが多すぎて、疲れただけです」
鈴木「ああ、そういうこと」
鈴木「じゃあ行く前に一つだけ」
にこ「なンですか?」
鈴木「どうしても大きかったり持ち運べないものがあッたら、この、腰のあたりについてるボタンを押して」
にこ「そしたら、どうなるの?」
鈴木「なンていうか……“変身!”ッて感じになるよ」
にこ「??? よくわかンないンですけど……」
鈴木「まぁその時になったらわかるよ。じゃ、頼んだよ、矢澤さん」
にこ「はぁ……」
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