過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part11
1- 20
987: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2015/04/03(金) 23:51:34.25 ID:c+C6lj+M0
加蓮「こずえちゃんの事で不安になるのは分かるけど…とりあえず、校舎に戻る?」

加奈「うん…」

仁加「大丈夫、こずえちゃんもバカじゃないの、テレポートできるならカースからも逃げられるって。ネイティブは駄目なの」
以下略



988: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2015/04/03(金) 23:52:09.60 ID:c+C6lj+M0
先程の道を通り階段を上って教習棟に戻ってくると、窓の外には夕焼けが見え、殆ど人気の無かった廊下には普通に人々が歩いていた。

美波「…もう、大丈夫なのかな?」

加奈「本当に事態が落ち着いてきたみたい…?」
以下略



989: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2015/04/03(金) 23:53:02.51 ID:c+C6lj+M0
早苗「まぁ、仲良くなったなら良いんじゃないかしら」

美波「ところで、警察がいるのはどうして…?」

早苗「ああ、もうカースの大量発生理由の怪人を追い払って、カースも大体片付いたみたいだから、私達が校舎内の人たちを誘導してたのよ」
以下略



990: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2015/04/03(金) 23:53:45.96 ID:c+C6lj+M0
仁加「…えっと、帰るの?」

加蓮「そうだね、もう終わりみたいだし…あ、私は美波さんと一緒に帰るのかな」

美波「うん、まさか同じところで暮らしてるなんて思ってなかったけど……あ、ラウネちゃんは…」
以下略



991: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2015/04/03(金) 23:54:32.14 ID:c+C6lj+M0
二人と正反対の方へ歩き出すと、仁加が小さな声でボソリとぼやいた。

仁加「…友達と帰ればよかったのに。一緒に帰れるところだったのに」

加蓮「一人にしないって約束したばかりでしょ、忘れちゃった?」
以下略



992: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2015/04/03(金) 23:55:09.51 ID:c+C6lj+M0
夕暮れの道を手をつないで歩く。冷たい風が吹いて、落ち葉を舞わせる。

仁加はそんな風景に少し見とれ…はっとなって周囲に誰も居ないのを確認するように辺りを見回した後、ぽつりぽつりと言葉を漏らした。

仁加「…良い子じゃないと、嫌われると思った」
以下略



993: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2015/04/03(金) 23:57:04.23 ID:c+C6lj+M0
いつの間にか黒兎は手の中から抜け出していた。本当に空気に耐えられず逃げ出したらしい。

仁加「…お…お姉ちゃん…!!」

一呼吸おいて、仁加は加蓮の胸に飛び込んで思い切り抱きしめた。
以下略



994: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2015/04/03(金) 23:58:17.97 ID:c+C6lj+M0
加蓮「…さて、どうしよう…抱っこしたまま運べるかな…?」

腕の中で眠りにつかせたのは良いものの、加蓮はこの先は全く考えていなかった。

加蓮「…あれ、仁加ちゃんって思ったより軽い…?…いや…軽すぎるよね、流石に…」
以下略



995: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2015/04/03(金) 23:59:10.43 ID:c+C6lj+M0
以上です
仁加…というか奈緒はめんどくさい子。

メンバーを合流させたらハチャメチャすぎて想定より長くなり、途中で加蓮と美波が同じ場所に住んでいるのを思い出し途中から作り直しになったり…(白目)
いや、楽しかったけどね!
以下略



996: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2015/04/04(土) 01:00:48.63 ID:zZ70eiqY0
アニメ見たし、次のスレ立てて来ます


997: ◆zvY2y1UzWw[sage saga]
2015/04/04(土) 01:09:36.75 ID:zZ70eiqY0
part12建てました
ex14.vip2ch.com


1002Res/857.01 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice