1: ◆NyNLWd8vjRd3
2014/08/22(金) 11:48:40.01 ID:IcRISR9oO
提督が若返った日 司令室
妖精「提督ー、お薬できたよー」
提督(80歳)「…飲まんぞ」
妖精「駄目だよ、これ飲んだら元気になるから」
提督「…わしが生きていたらいつまで経っても下の者が可哀想だろ」
提督「艦娘達もこんな爺よりも若い提督の方がいい」
妖精「……」
提督「六十年だ。国民の為だけに闘ってきた。もう休んでも良いだろう」
妖精「結婚できなかったって嘆いてたじゃないか」
提督「…関係ない」
妖精「元帥にまでなって…努力してきたのに今では皆が提督を癌って呼ぶ…おかしいよ、こんなの」
提督「泣くな…お前が私の為に泣いてくれるならそれでいい」
妖精「でも…でも…」
提督「…おっとお迎えがきた見たい…じゃ…」ゆっくりと眼をつぶり
妖精「死んだら駄目だよ、提督!!」
提督「……」
妖精「ごめんね、提督。僕ね…作っちゃったんだ…お薬」そっと寄り添って
妖精「激動の時代が終わりを告げた…これからは平和な時代だ。誰かに裏切られる事も誰かが戦死する事も無い…提督が望んだ時代なんだ…」
妖精「だから…生きてよ…生きて幸せに…」口づけを交わすと光り始めて
妖精「さようなら優しい提督さん」光になって消え、提督に降り注ぐ。それと同時に提督の身体が若返っていき
妖精「幸せ…は…」
提督「……」提督だけが居て
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