過去ログ - 金糸雀「カナは…私は…わきまえない」
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39: ◆w1MAf1o5YCsy[saga]
2014/08/24(日) 00:08:53.03 ID:Qai9iD9r0
 
起き上がった水銀燈の顔は 涙でもうボロボロ。
でも泣いてスッキリしたみたい。元気を取り戻したみたいで安心したかしら。


私と水銀燈は前よりも もっと仲良くなった。
水銀燈はそんな事ないって言い張ってるけど 絶対前より仲良しになったかしら。



いつものように水銀燈と遊ぶ毎日。
でも、この時のカナはお父様の異変に気が付かなかったの。
気づいていたのは水銀燈だけだった。


そして、運命の日。





「はじめまして、お姉さま方。僕は第4ドールの蒼星石。そしてこっちは…」

「……」ササッ

「蒼星石の後ろに隠れたのが第3ドールの翠星石だ」

「よろしくかしらー」

「………」

「水銀燈、どうしたの?」



水銀燈は翠星石と蒼星石には目もくれず、お父様だけを見続けていた。



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