過去ログ - ほむら「あなたのいなくなった世界で」
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19: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/08/23(土) 00:58:24.88 ID:8L+nW2dO0
QB「君の話が絵空事でないという前提で話すよ」

ほむら「......」

QB「君の願いは、その"まどか"との出会いをやり直し、彼女を守る自分になること。つまり、そのまどかが死んでしまう世界での自分を否定することになる」

QB「そして、同時にそれはまどかが死んでしまう世界自体を否定するということだ。ここまではいいかい?」

ほむら「...ええ」

QB「その否定する気持ちが、本来の世界への抵抗力となっていた。だが、君の願いの根幹である"まどか"はこの世界にはいないし、どの時間軸にも存在しなくなった。そしてきみはこの世界を受け止めざるを得なくなった。つまりは、いまの君はこの世界を否定はしていないということだ」

ほむら「それのなにが...」

QB「否定する気持ちが薄れるにつれて、抵抗力も無くなっていった。現に、いまきみが使える魔法は時間操作ではなく、"まどか"が使っていたという弓矢だ」

ほむら「それじゃあ...まさか...!」

認めたくない。だってそれはまどかへの誓いを放棄することだから。

QB「その通り」

でも、それがわからないこいつの推測は、私が最も恐れていた答えにたどり着いた。




QB「きみがこの世界を受け入れるほど、きみはこの世界の"まどかを知らない暁美ほむら"に戻るんじゃないかな」





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