過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼン】
1- 20
174: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/09/23(火) 11:30:08.07 ID:JZmH5Y3h0

朗利「お前たちも早く行け。勝ち目のない無謀な戦いに突っ込んで死ににいく必要はない。そんなのは無駄死というものだ」

長門「ならどうして提督は退避なさらない!」

天龍「そうだぜ! 提督の艦娘であるオレたちが提督を置いて逃げるわけないだろう!」

朗利「俺は【派遣】組を誤って先行させてしまった。それぞれの鎮守府へ無事に責任持って帰さなければならない義務がある」

五十鈴「それなら、尚更 助けに行かなくちゃじゃない! それに夜になれば私の必殺の雷撃で――――――」

朗利「――――――!」ピピッ

朗利「ダメだ。そこまで待てない! 敵はそこまで来ているんだ!」

朗利「やつが上陸すれば動きが鈍くなった上に雷装も無力化するから、そこを【攻撃機】でじわじわと削っていくしかない。そこしかつけいる隙はない!」

朗利「だからこそ、【派遣】組には戻ってきてもらわないといけないんだ! 特に【流星改】ガン積みの鳳翔夫人が無事でないと!」

五十鈴「ただ陸地へ逃げ出すってわけじゃなかったんだ…………」

天龍「提督……、やればできるんじゃねえかよ……。そういうのをずっと待ってたんだぜ、オレたちは……」

長門「確かにそれなら、何とかなる可能性は感じられるが、しかし――――――!」

ビスマルク「アドミラール……」

朗利「だが…………(まさか、こんな事態がやってくるなんて…………)」アセタラー


――――――どこか遠い世界のことのように思っていた。こんな災厄が海の向こうからやってくるだなんて。


朗利「(けど、俺にもようやく目標らしい目標ができたんだ。やろうと思えるようになったんだ。必死になって足掻くだけ足掻くさ!)」

朗利「ビスマルク」

ビスマルク「…………!」

朗利「約束は守るからな、絶対に! いや、守らせるからな!」

ビスマルク「と、当然よ! 私のことをここまで本気にさせておいて責任を取らないまま逝くだなんて許さないんだから!」

朗利「お前たちもだ! 俺は意地でもお前たちの提督で在り続けるぞ! 頼まれなくたって生きてやる!」

天龍「その息だぜ、提督!」

提督「あ、お前は大破してるからさっさと退避してくれ。戦いに集中できない」

天龍「…………そうかよ。ならさ?」フフッ


――――――待ってるぜ。暁の水平線に勝利を刻む提督の晴れ姿をな。


提督「ああ。【派遣】組を回収したら俺も一直線で逃げ出すから鎮守府を空にしてくれよ」

天龍「わかったよ、園長先生。武運を祈ってるぜ」フフッ


タッタッタッタッタ・・・






<<前のレス[*]次のレス[#]>>
869Res/1806.63 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice