過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼン】
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555: ◆G4SP/HSOik[saga sage]
2015/01/13(火) 09:14:17.69 ID:ucqf94uK0

Q8.【この世界(=γ世界線】と【あちらの世界(=α世界線)】の目立った違いは? どうして似て非なる世界でも過程が違ってくるのか。

A8. 端的に言えば、清原提督を慕っていた金剛γと天城αの提督LOVEの性質がまったく違っていたから
一般的に“提督LOVE勢”と呼ばれている艦娘たちの筆頭として金剛が挙げられるのだが、LOVEを“恋愛”以外に解釈した場合に、
pixiv百科事典に拠れば、“恋愛”“親愛”“敬愛”の3つの系統に再分類されており、
金剛γは言うまでもなく“恋愛”系統 屈指の提督LOVE勢なのは疑う余地はない(直接的かつ熱烈なLOVE CALLにおいて彼女に敵う者はいない)。
では、天城αはどうなのかと言えば、どう考えても“敬愛(=忠誠)”の塊のようなやつです。

よって、鳳翔を交えたそれぞれの世界線での三角関係の模様も結果は同じでも過程という名の日々の色合いもずいぶん変わってくるはずである。

その証拠に、金剛がいた場合だと鳳翔とのケッコンカッコカリする時期がα世界線に比べてかなり早くなっているらしく、
やはり色恋に積極的な美少女がいるとそういったことに対してヘタレな清原提督にも響くものがあるということらしい。
そもそもこの男がケッコンカッコカリした理由は『好きだからケッコンした』というよりも『今までの感謝と地位の明確化』であり、何か普通とは趣きが違う。

一方で、天城がいた場合だと清廉潔白で貞淑をモットーとする男1人と女2人の理想的で健全な職場環境に仕上がったので仕事は進むが恋愛は進まない。
さすがに“恋愛”系統の鳳翔でも堅物の清原提督としては天城γの方が好ましく思えるタイプなので、もしかしたら天城γに傾く未来があったのかもしれないが、
そこは傷心に苛まれた清原提督を鳳翔が襲ってくれたので堅物の清原提督は彼女を伴侶に選ぶ(=選ばざるを得ない)結果になった。
そして、天城αこと『天城』は出し抜かれて一線を越えられてしまったので『浅ましい思い』を抱き続けることになった(鳳翔に対する非難もあったに違いない)。

天城αはα世界線における提督LOVE勢の筆頭である金剛γに相当する立ち位置であり(だって、天城型巡洋戦艦が4隻も完成していたら旧型は予備役だろう?)、
鳳翔とは違った意味で“妻”と呼ぶのにふさわしい凛とした態度が魅力の正統派和風キャラ故に、
他とは一線を画す 超然とした人格設定も相まって、金剛γのような華やかさこそ欠けるが屈指の人気艦という設定である。
しかし、その性質が“敬愛”を超えない・超えさせないようにしているために、その点で似たような潔癖性ともとれるヘタレな清原提督とは相性が抜群だが、
互いに性的な考えを巡らせるようなことはしないようにしているので、どちらにしろ鳳翔と清原提督が結ばれるのは必定だったと思われる。
何よりも互いの考えが似ているだけあって思考の違いから触発される新たな発見というものが生まれ難く、
清原提督の意思や方向性を確認する点においては天城αが適役だが、清原提督を慰める点においては完全に鳳翔の方が適役。

別に、ケッコンカッコカリについてはその有効性について知らないわけでもなく、おっかないケッコンカッコカリボイスをいうものの、
ケッコンに関しては未来のことがわかるのでその代償を共にする意味で彼女としても命懸けであり(戦後まで生き延びた後のことを考えると)、
かつケッコンカッコカリを無駄にしないために釘を刺す意図で脅かしを入れており、理解できない人間からは恐妻のように恐れられることになる。
しかしながら、心の底から提督と皇国のことを思っていることがよりにもよってユウジョウカッコカリ経由のケッコンカッコカリと轟沈でしか通常では聞けないのが最もにくいところである。わかるわけないだろー!
雰囲気ぶち壊しの今までになかった趣きの内容ばかりなので、初めて聞いたらびっくりして一番印象に残ってしまう艦娘に仕上がることだろう。
元々 天城αの立ち位置は○○ァ・スンなので、プレゼンターの中では関東大震災で廃艦になるという運命が別な形で振り返られているのかもしれない。

・ケッコンカッコカリ
天城α「隠しきれない移り香がいつしかあなたに浸みついた――――――誰かに盗られるくらいならあなたを殺していいですか?」ニッコリ
天城α「大丈夫です。提督がお求めになった私が今日まで大事にとっておいたものを満たし続けていれば、何人 夫婦の契りを交わしても気にしませんから」フフッ

・ユウジョウカッコカリ
天城α「提督、先はまだ長いですが皇国の栄光は必ずやってきます。ですから、提督もその日が来るまで生き延びて見届けてください。どんな形であっても」

・ユウジョウカッコカリ→ケッコンカッコカリ
天城α「提督。ひとつだけ、今日 最愛の人と交わす最初で最後の約束――――――」
天城α「私がいなくなっても私より長生きして……。そして、護ってあげて、新時代の主役となる子供たちのことを…………」プルプル・・・
天城α「言わなくてはならないことだけれども、だけれども……、どうしてこんな、こんな………………うぅ 提督ぅ」ヒッグググ・・・

・轟沈
天城α「ああ……、時が見えるわ、提督」
天城α「あの震災と同じように炎に焼かれて灰燼に帰した帝都の街並み……でも、それを乗り越えてもっと弥栄えた未来が待っているから」
天城α「だから、泣かないで、提督。身は滅んでもどうか私の祈りが新時代の礎とならんことを」ニコッ


ところで、『天城』を見るに“敬愛”よりも“恋愛”に大きく傾いていることにこれを読んで首を傾げている者がいるだろうが、
『天城』がただの天城αを超越した存在だからであり、鳳翔に抜け駆けされたことや戦後の名誉退役による新たな生活の中での新たな関係性を求めた結果、

愚直なまでに清原提督の遺志を守り通すぐらいのその意識の源は何なのか――――――きっと“愛”なのだろう。それが一種の悟りの境地に導く。

“恋愛”“親愛”“敬愛”その他諸々の自身が持ち得る“愛”の全てなので、彼女の言う『愛しています』はやはり普通一般の言う『それ』とは趣きが違う。
この何とも言えないへそ曲がりのような一筋縄ではない思考から見ても、清原提督と一番 相性がいいのは天城αなのがうかがえるのではないだろうか。
最後に、あの時 傷心の清原提督を慰めるために許された手段に含まれていれば、自らの身体を差し出すことも厭わなかったのが天城αであり、
清原提督の考えに合致する所があるために実現はしなかったが(言い換えれば、『だから しない』という程度の話であり、有効ならばやっていたかもしれない)、
それ故に、字の通りの献身さは艦娘どころか並の人間ですらできないようなレベルである。率先して私を犠牲にして他を活かすやり口を徹底している無私の怪物。





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