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2014/08/23(土) 13:53:20.86 ID:rG/IkCMg0
ガブリアス「んで、知ってると思うけどアタイはガブリアスだ」
ガブリアス「ウチらの中じゃ唯一の女だけど、ナメたら痛い目見るよ?」
ガブリアス「これからガンガンしごいてやるから、覚悟しな」
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2014/08/23(土) 13:57:42.79 ID:rG/IkCMg0
ピッ
オオタチ「あれ〜?見かけない顔だね。新入りさんかい?」
ガブリアス「お、オオタチさん!」
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2014/08/23(土) 14:03:38.47 ID:rG/IkCMg0
エアームド「あの、あちらの方は?」
ニドキング「オオタチさんだ。俺らの中じゃ一番の古株にして、マスターの一番のお気に入りでもある」
ニドキング「きっとさっきまでマスターにモフモフしてもらってたんだろうな・・・くぅ〜!羨ましいぜ!」
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2014/08/23(土) 14:05:42.34 ID:rG/IkCMg0
オオタチ「やぁ、君が新入りさんだね?」トコトコ
エアームド「あっ、どうもはじめまして。エアームドっていいます」
オオタチ「僕はオオタチ。これからよろしくね」
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2014/08/23(土) 14:09:39.63 ID:rG/IkCMg0
オオタチ「じゃあ、今日はもう遅いからそろそろ寝ようか。また明日ね」トコトコ
ヌオー「おやすみ〜」
ニドキング「おう。じゃあな」
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2014/08/23(土) 14:13:11.90 ID:rG/IkCMg0
ガブリアス「・・・」
エアームド「あの・・・お隣いいですか?」
ガブリアス「ん?なんだアンタか。まだ残ってたのかい」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/23(土) 14:18:05.66 ID:rG/IkCMg0
ガブリアス「その・・・さっきはキツく当たって悪かったな」
エアームド「いえ、先輩が後輩を指導するのは当然の事ですから」
ガブリアス「そういや、さっき言ってた聞きたい事ってなんだい?」
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2014/08/23(土) 14:21:18.65 ID:rG/IkCMg0
ガブリアス「べ、別にそんな特別な関係じゃねーけどさ!そんなに聞きたきゃ話してやるよ!」
エアームド「はい、お願いします」
エアームド(今までの態度で大方の予想は付いたけどね…)
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/23(土) 14:25:08.54 ID:rG/IkCMg0
アタイがまだ無邪気なフカマルだった頃、同い年くらいのポケモン達と遊ぼうと思って近づいて行ったのさ。
ところが、そいつらはアタイの顔を見るなり足早にどっかに行っちまった。
そんな事が何度も続いて、悲しくなったアタイはそいつらに聞いてみたんだ。
「どうして一緒に遊んでくれないの?」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/23(土) 14:33:58.51 ID:rG/IkCMg0
それを聞いたアタイは思わずキレちまって・・・我に返った時にはそいつら全員血祭りさ。
当然、それが原因で周りからは完全に白い目で見られるようになって・・・
嫌気がさしたアタイは故郷の洞窟を飛び出し、放浪の旅に出たのさ。
きっとどこかには、アタイと友達になってくれる子がいるハズだと信じてな…
けど、どこに行っても同じだ。どいつもこいつもアタイがフカマルってだけで差別しやがった。
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/23(土) 14:37:11.23 ID:rG/IkCMg0
エアームド「それは・・・すいません、なんか悪い事聞いちゃって」
ガブリアス「気にすんな。過去の話だ。で、ちょうどその頃だな。マスター達と出会ったのは」
ガブリアス「もうその頃になると、アタイは相手の顔を見るなり構わずケンカを売るようになっていた」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/23(土) 14:41:39.44 ID:rG/IkCMg0
バンギラス『悪く思うなよ。不用意に喧嘩を売ったお前が悪いんだからな』ズシンズシン
ガバイト『あ…が…』
ああ、アタイはここで死ぬんだ。結局何もない人生だったな・・・
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/23(土) 14:47:23.62 ID:rG/IkCMg0
そんな心構えだから、はじめのうちは兄さん達とも仲良くしようなんて思わなかった
ヌオー『おはようガバイト。今日も一日がんば…』
ガバイト『うっせーな!気安くアタイに話しかけんじゃねーよ!』ドン
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/23(土) 14:51:29.59 ID:rG/IkCMg0
そんな意識が変わるきっかけになったのは、あの夜の事だ・・・
その日アタイはバトルで冷凍ビームを喰らって、こおり状態になってな
こおり状態自体はポケモンセンターで治してもらったんだが、その影響で風邪をひいちまってな。
夜になっても震えが止まらなかったよ。
そんなアタイを看病してくれたのが、他でもないオオタチさんだ。
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/23(土) 14:58:42.93 ID:rG/IkCMg0
そう言うオオタチさんの顔には明らかに疲れの色が見えてたし、アタイの風邪がうつったのか、頬も赤かった。
おまけにアタイの鮫肌のせいで、あのモフモフな毛並みまでボロボロになってて・・・
それを見たアタイは涙を堪え切れなくなってね。わんわん泣き喚きながらオオタチさんに土下座したんだ。
ガバイト『すいません兄さん!アタイなんかのために、そんなボロボロの体になっちまって…』
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/23(土) 15:03:15.44 ID:rG/IkCMg0
エアームド「そんな事があったんですか…」
ガブリアス「ああ。それからだよ。他の兄さん達とも仲良くしようと考えるようになったのは」
ガブリアス「といっても、今まで他人付き合いなんてロクにしてこなかったからね。いわゆるコミュ障ってやつだ」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/23(土) 15:06:24.05 ID:rG/IkCMg0
ガブリアス「ま、アタイとオオタチさんの関係はざっとこんな所だ」
ガブリアス「さっきアンタにキツく当たったのは、オオタチさんとアタイが触れ合う時間が減るのが怖かったんだ」
ガブリアス「オオタチさんは優しいから、誰とでも均等に接して・・・って、アンタ泣いてるのかい?」
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/23(土) 15:14:14.36 ID:rG/IkCMg0
翌朝
ガブリアス「オオタチさん、おはようございます!」
オオタチ「おはよう。今日は一段と元気がいいね」
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/23(土) 15:19:39.39 ID:rG/IkCMg0
ガブリアスがオオタチに告白するところまで書こうかなーなんて思いましたが、どうにも思うように書けず、
なんだか中途半端な終わり方になってしまいました…
ssだと何かと悪役にされることの多いガブリアスだけど、強いポケモン、弱いポケモン、そんなの人の勝手だよ!
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/23(土) 15:27:48.32 ID:C9KK273Eo
一応空を飛べるのにそらをとぶを覚えないガブリアス
まあマッハで飛ぶから危ないからかもしれないし、飛ぶんじゃなくて跳ぶのかもしれないが
とりあえず乙
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/24(日) 15:23:04.22 ID:/kHNkRWt0
なぜか波乗りを覚える畜生がガブリアスなんだよね
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