30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/31(日) 23:11:22.07 ID:KZRJLjt90
『わかった』
『そんなに軽く返事してくれたの、みどりちゃんが初めて』
彼女は驚いてたが、同時に満足そうにしていた。
『学校には内緒ね』
人差し指を口元に当てる。
学校公認の申請書を書いているのはなんのためなのだろうか。
そんな疑問が頭を過ったが、自分には関係のないことだ。
私は、彼女が何をしたくてこの団体を作ったのかすら知らずに、現在に至る。
最初はただ話を聞くだけ、アドバイスをするだけだった。
しかし、しだいに舞は活動の内容を過激にしていった。
舞が何をしようが、別に構わない。
彼女が誰かの恨みを買おうが、私には関係のないことだ。
彼女と親しくなるつもりはないし、この活動で私自身の不満やいら立ちも解消される。
それで構わない。
教室の前に、良く知る人物――舞が立っていた。
こちらに手を振っている。
「あー、やっと来た。今朝の子、どうだった?」
「どうって?」
「満足してもらえた?」
「最後はアクシデントがあって確認できなかった」
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