31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/24(日) 15:44:17.69 ID:QnWv/swg0
だんだん日が高くなってきて気温も上がってくる。
日差しを遮れるものなんてないし太陽は容赦なかった。
次第にみんな無口になってきてこのままじゃ誰も助からない、そんなことを考えた。
きっと誰かが助けに来てくれる、みんなでそんなことを口にして必死にこらえた。
でも結局その日は誰も来なかった。
夜も深まってきて、また完璧な闇が山を包んでいく。
あまりの疲労に僕の明かりも弱まってしまって、足元を照らすのが精一杯。
何も食べていないし何も飲んでいない。
僕らは限界だった。
誰か一人が発狂してしまえば全員がダメにしまう。
そんな状況だった。
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