過去ログ - 【モバマス×ニンスレ】ドリンク・ディペンダンス
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:09:26.68 ID:bRH5upa6o
(俺の代わりが出来るならやってみるがいいさ。無能どもめ)

ジェイエスはほくそ笑んだ。

一部の同僚を除き、自分に比肩する者などいないというのが彼の持論だった。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:16:35.62 ID:bRH5upa6o
ジェイエスが3杯目のマッチャを飲みながら最新のモードをチェックしていると、尿意を催してきた。

どうやら少し飲み過ぎてしまったらしい。

チャシツから出てトイレに向かうと、事務所のアイドル、カレン・ホージョーがぶらついているのを見かけた。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:18:13.24 ID:bRH5upa6o
(アッコラー……ンマケッチャコラー……)

心の中で凄んで見せるが、もちろん表に出すことはない。

うっかりしてアイドルから嫌われようものなら、事務所の中でのヒエラルキー低下は避けられないからだ。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:21:01.80 ID:bRH5upa6o
たまたま通りかかったフリをして、何をしているのか聞いてやろう。

カレンがうろたえる様子を見せれば弱みを握ったことにもなるだろう。

彼は頭のなかで計算高く未来を予測しながら、声をかける機会を伺った。 12


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:23:34.43 ID:bRH5upa6o
カレンは「DIY」と掲げられたドリンクサーバーの前で立ち止まると、コップにジュースを注いでいく。

どうやらドリンクバー・サービスを利用しているようだが、何か様子が違う。

コップの中に3種類、4種類とジュースを注いでいくのだ。 13


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:25:12.72 ID:bRH5upa6o
これは女子高校生の間で密かに流行しているバクダン・カクテルと呼ばれる遊びだった。

彼女たちは3種類から4種類、多い時には5種類以上のジュースを混ぜあわせ、

独自のカクテルを作り上げることを競い合うのだ。 14


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:26:52.50 ID:bRH5upa6o
作られたカクテルが美味しければ美味しいほど称賛され、不味ければ不味いほど話の種になる。

その競争の過程でカチグミもマケグミも発生しない。

同じハバツ内での無用な蹴落としあいを避けながら、タノシイな時間を過ごす。
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:29:33.77 ID:bRH5upa6o
ジェイエスがそのような話を同僚の誰かから聞いたことを思い出していると、カレンはドリンクサーバーの前から立ち去っていた。

声をかけるタイミングを逸したことを悔やみながら、自分もドリンクサーバーの前に立った。 16


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:31:37.02 ID:bRH5upa6o
ドリンクサーバーの機械には色々なジュースが並んでいる。

オーガニックマッチャやケモコヒなどの定番のドリンク。

バイオピーチや合成コークなどのキワモノジュースまで様々だ。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:33:39.43 ID:bRH5upa6o
チヒロサン印のドリンクは主に自分たち事務所の人間たちにしか利用されていない。

センカワ・チヒロは事務所を大きくするにあたってアイドルを売り込むことも大切だが、資金面を強化することも重要だと考えているのだろう。

(抜け目のない事だ)
以下略



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