過去ログ - 【モバマス×ニンスレ】ドリンク・ディペンダンス
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 22:11:17.72 ID:bRH5upa6o
スケジュール通りに進んでいれば、今日は日が落ちる前に撮影は終了するはずだ。

車での帰り道、腹をすかせたアイツに何かおごってやらなければならないだろう、

アレは小食の癖にいつも何か口にしているし
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 22:24:24.78 ID:bRH5upa6o
送り主はあの事務員で、それに目を通した途端、モバPの顔が曇る。

渉外担当のプロデューサーが事務所に戻ってこないから連れ戻せ、という指令だった。

どこにいるとも知れない人間を探して連れ戻せと?モバPは重いため息をついた。
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 22:32:49.75 ID:bRH5upa6o
何故自分がそんなことを、と愚痴の1つも言いたくなる。

だが、こういった社内の面倒事を引き受けるのも仕事の1つだった。

一介のレッサープロデューサーでしかなかった自分が自我の破壊やケジメもされることなく、
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 22:48:49.93 ID:bRH5upa6o
モバPが渋い顔をしていると、建物の影から白いキツネの化粧を施したアイドルが姿を現した。

件のシオミ・シューコである。その胸は豊満であった。

フォックス・オブ・ナインテールの伝説を模したその衣装は、エキゾチックに妖艶で、彼女のアトモスフィアとも非常に合っていた。27
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 22:59:35.57 ID:bRH5upa6o
するりと腕に絡みつくようにして豊満な胸を押し付けてくる様は、本物のキツネのようでもあった。

「Pさん、お迎えありがとさん」

「……御苦労様、と言いたいところだが、また別な仕事が入った。すぐに移動しなければならん。すぐに着替えを追えてくれないか?」 28
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 23:06:26.18 ID:bRH5upa6o
強いて柔らかく接しようとするものの、『仕事』への憂鬱感から口から出る言葉の調子は重苦しい。

そんなPに気を使わせないように、シオミの方はいつもと変わらない調子で答える。

「アイ、アイ。分かってるよ」
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33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 23:16:31.16 ID:bRH5upa6o
「仕事って、これから?どんな?」

車の助手席に乗り込んだシオミはモバPのポケットから端末を取り出し、先ほどノーティスを読み上げた。

「ジェイエス=サン?そんな人いたっけ?」
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 23:26:34.22 ID:bRH5upa6o
あんまりな評価にシオミは吹き出し、面白そうに続けた。

「同僚をそんな風に言っちゃっていいの?」

「事実だからな……そういうことだから、今日のおごりは、ナシ」
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35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 23:34:35.37 ID:bRH5upa6o
「……食い意地が張りすぎだ。お前は」

「だって、そんなの酷い。アクマ、ブッダデビル……」

先ほどまでの上機嫌はどこへやら、シオミはがっくりとうなだれている。
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/24(日) 23:48:09.44 ID:bRH5upa6o
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