過去ログ - 【モバマス×ニンスレ】ドリンク・ディペンダンス
1- 20
59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/26(火) 01:25:21.34 ID:erW090kOo
……ジェイエスに声をかけた男はその狂気的な顔を見て、思わず後ずさりをしていた。

だが遅かった。

その肩をジェイエスが掴んだ。
以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/26(火) 01:32:49.08 ID:erW090kOo
かくしてアビ・インフェルノ・ジゴクが始まった。

ジェイエスは体内で大量に摂取したドリンクの薬物成分と、それまでに溜め込んできたオハギのアンコ成分を混ぜあわせた狂気的なドリンクを生成していた。 50


61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/26(火) 01:36:04.44 ID:erW090kOo
更に幻覚に酔い、正常な判断力を失った彼は人間スプリンクラーめいてその液体をあたり構わず吐き散らし、

周囲にいる人間にもこのドリンクを浴びせ、二次被害を与え始めた。

モバPが店に着いたのはそんな時であり、
以下略



62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/26(火) 01:41:03.94 ID:erW090kOo
「これは……!」

「アーッ!?アーッ!?アーッ!?」

「ゴボーッ!?」
以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/26(火) 01:51:01.57 ID:erW090kOo
そのピンク色の液体は吐き出されるとすぐに揮発していき、周囲に煙のごとく漂っている。

これが周囲の人間にも影響を与えるのか。

このバイオハザードめいた空気はどこかで断ち切らねばなるまいが、うっかりこのジゴクに足を踏み入れるのは避けたい。
以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/26(火) 02:05:58.70 ID:erW090kOo
モバPはアヤメから教えてもらった方法で手ぬぐいを即興でメンポ(註:面頬)に仕立て上げ、口を覆った。

ニンジャの知恵と彼女は言うが、どこまで防げるかわからない。

モバPは少しでもピンク色の煙を防げることを祈った。
以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/26(火) 02:12:05.45 ID:erW090kOo
チヒロからのミッションは、同僚・ジェイエスの暴走を止めること、

そしてこの恐るべきジゴクに巻き込まれているであろうアイドル、カレンを助け出すこと。

(無事でいてくれよ……)
以下略



66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/26(火) 02:20:32.30 ID:erW090kOo
すでに店の周囲は事務所の力によって封鎖されているため、これ以上の被害は出ない。

だが長いことは持たない。

すぐにでも別の事務所からの介入やメディアからの攻撃の材料になるだろう。
以下略



67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/26(火) 02:26:34.96 ID:erW090kOo
モバPの瞳に決断的な意思の炎が宿った時、もう一方の瞳は探すべき対象を見つけていた。

店の真ん中付近のテーブルを、なんとかしてアイドルデビューさせようと話し続けている男の姿、ジェイエスだ。

「ドーモ、ジェイエス=サン。モバPです」
以下略



68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/26(火) 02:32:48.83 ID:erW090kOo
アイサツは実際大事だ。

それは日本人ならばDNAレベルにまで染み込んでいるはず。

それを返さないということは……
以下略



106Res/36.17 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice