過去ログ - 【モバマス×ニンスレ】ドリンク・ディペンダンス
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:03:08.28 ID:bRH5upa6o
ジェイエスはそんなチャシツで古代ローマ貴族のように横たわり、合法オハギとマッチャを交互に流し込んでいた。

彼はシンデレラガールズプロダクションで制作会社や広告代理店との折衝や営業を主に担当している。

今は年越しライブに向けての広告戦略を代理店と練ってきた帰りだった。 5


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:04:49.77 ID:bRH5upa6o
(どうしてイエローペーパーにまで宣伝を出す必要があるのだ。イディオットめ)

彼は相手の担当者を心の中で罵った。

相手の考えは読めている。大量に広告を出した分、法外な広告宣伝料を事務所に請求する腹積もりなのだ。
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:06:15.81 ID:bRH5upa6o
(そうはいくか)

ジェイエスは勢い良く最高級マッチャを飲み干しながら勝利の余韻に浸っていた。

相手の思惑を見抜き、タフなプロデューサー交渉術によって事務所の有利な契約を結んだことに満足していた。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:07:58.76 ID:bRH5upa6o
なんたる贅沢か。

彼の姿を事務所のレッサープロデューサーたちが見れば嫉妬するだろう!

だがこれも各アイドルの担当プロデューサーではカバーしきれない外回りを一手に引き受けているためだ。
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:09:26.68 ID:bRH5upa6o
(俺の代わりが出来るならやってみるがいいさ。無能どもめ)

ジェイエスはほくそ笑んだ。

一部の同僚を除き、自分に比肩する者などいないというのが彼の持論だった。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:16:35.62 ID:bRH5upa6o
ジェイエスが3杯目のマッチャを飲みながら最新のモードをチェックしていると、尿意を催してきた。

どうやら少し飲み過ぎてしまったらしい。

チャシツから出てトイレに向かうと、事務所のアイドル、カレン・ホージョーがぶらついているのを見かけた。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:18:13.24 ID:bRH5upa6o
(アッコラー……ンマケッチャコラー……)

心の中で凄んで見せるが、もちろん表に出すことはない。

うっかりしてアイドルから嫌われようものなら、事務所の中でのヒエラルキー低下は避けられないからだ。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:21:01.80 ID:bRH5upa6o
たまたま通りかかったフリをして、何をしているのか聞いてやろう。

カレンがうろたえる様子を見せれば弱みを握ったことにもなるだろう。

彼は頭のなかで計算高く未来を予測しながら、声をかける機会を伺った。 12


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:23:34.43 ID:bRH5upa6o
カレンは「DIY」と掲げられたドリンクサーバーの前で立ち止まると、コップにジュースを注いでいく。

どうやらドリンクバー・サービスを利用しているようだが、何か様子が違う。

コップの中に3種類、4種類とジュースを注いでいくのだ。 13


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 16:25:12.72 ID:bRH5upa6o
これは女子高校生の間で密かに流行しているバクダン・カクテルと呼ばれる遊びだった。

彼女たちは3種類から4種類、多い時には5種類以上のジュースを混ぜあわせ、

独自のカクテルを作り上げることを競い合うのだ。 14


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