過去ログ - 【モバマス×ニンスレ】ドリンク・ディペンダンス
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92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/27(水) 00:53:33.07 ID:UNIuCqsdo
モバPはジェイエスとカレンを車に乗せ、急発進させてその場を去った。

店内で幻覚に苦しむ客のことを心配などしていられない。

モバPにとって守るべきは、自分の事務所とアイドルたちだけなのだから。
以下略



93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/27(水) 00:54:25.34 ID:UNIuCqsdo
―――――


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94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/27(水) 01:01:01.59 ID:UNIuCqsdo
「そうですか。ご苦労様でした」

モバPから報告を受けたチヒロはにこやかに答えた。

すでにカレンは事務所と懇意にしている秘密病院に緊急入院させてある。
以下略



95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/27(水) 01:02:40.09 ID:UNIuCqsdo
「チヒロ=サン。こいつを渡す前に聞いておきたいことがある」

モバPは事件の顛末を話し終えた後、真剣な面持ちで切り出した。

チヒロはにこやかな顔で質問するな、と無言の圧力をかけてくるが、それを無視して話し続けた。 79


96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/27(水) 01:03:46.47 ID:UNIuCqsdo
「こいつが狂った原因は一体なんだ?」

「カロウシするほど追い詰められていたわけではないし、薬物をオーバードーズするほど不満があったわけでもないだろう」

「……」チヒロは無言だ。
以下略



97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/27(水) 01:05:24.44 ID:UNIuCqsdo
チヒロはしばらく沈黙した後に口を開いた。

「私が話さなければ、それにインタビューしますか?」

チヒロは亀甲縛り(これもアヤメから教えてもらったニンジャ拘束・ジツの一種だ)されたジェイエスを見下ろしながら答えた。
以下略



98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/27(水) 01:07:13.32 ID:UNIuCqsdo
「……」

「取引に使うつもりで生かしておいたんですか?これをそのまま病院に連れて行って検査でもしてもらいますか?」

チヒロのにこやかな顔は変わらない。
以下略



99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/27(水) 01:09:34.00 ID:UNIuCqsdo
「ねえモバP=サン。私はあなたに十分すぎる力とそれを存分に発揮できる環境を与えています。あなたのおかげでアイドルたちも健やかに活動できています。それでいいではありませんか?」

チヒロが身を乗り出しワン・インチの距離に迫る。半ば脅迫めいたアトモスフィアを漂わせ始めた。

「何か不満でも?」 83


100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/27(水) 01:11:01.75 ID:UNIuCqsdo
「……」

モバPは無言で膝を屈した。

チヒロはそれを見て満足気に忍び笑いを漏らした。
以下略



101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/27(水) 01:14:10.32 ID:UNIuCqsdo
「そうそう、ジェイエス=サンがいなくなることですし、モバP=サン。あなた渉外の仕事もやりませんか?きっといい仕事が出来ますよ?」

「断る」

モバPは短く言い捨てて部屋から退出した。
以下略



102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/27(水) 01:21:48.34 ID:UNIuCqsdo
マッポーの世でなくとも人は心を病み、違法薬物に手を染める。そうでないならなおさらだ。

このマッポーの街で生きるならば注意しなくてはならない。

今も自分が飲んでいるジュースに、中毒性のある罠が仕掛けられていないかを。 86


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